いわき6次化協議会
「食」を通じて、福島の人々とともに、未来を創っていく。
福島ではじまっているプロジェクトの一部をご紹介します。
年間の日照時間が長く、1日の平均気温も高いなど恵まれた気候と自然環境にあり野菜を中心に豊富な農作物が生産される福島県いわき市。そんないわき市においても、震災直後は売れずに廃棄された農作物がたくさんあり、多くは風評被害によるものでした。
そのような中で、いわき市内の畑を巡っていたHagiフランス料理店オーナーシェフ萩さんといわき市の生産者が出会い、農作物を廃棄せずに活用していくために、加工食品を作り始めたことがきっかけとなり、いわき市の生産者と料理人による協同チームであるいわき6次化協議会が発足しました。
「復興応援 キリン絆プロジェクト」においては、「いわき“食Labo”プロジェクト」にて、いわき市で生産量が特に多い「トマト」と「ネギ」を中心に、高品質・多品種・少量生産の6次化商品を、生産者と料理人が共同で開発してきました。
農作物の魅力を知り尽くす生産者と食材を最大限に生かす料理人が連携したブランディングによって、地元いわき市と福島県の食のブランド確立や販路拡大と共に、次世代につながる6次化のモデルづくりに取り組んでいきます。
「復興応援 キリン絆プロジェクト」では、加工品をきっかけにした福島県及びいわき市の農作物のブランド育成を行ういわき6次化協議会の取り組みを応援しています。