いわきの郷土料理「さんまのポーポー焼」をもっと美味しくするには?

  • いわきの郷土料理「さんまのポーポー焼」をもっと美味しくするには?

「KIRIN じもとキッチン」は日本全国の“じもと”を応援したいという想いから始まりました。生まれ育った場所だけではなく、思い入れのある場所もじもとかもしれません。イベントではトークやワークショップを中心に、じもとを元気にするアイデアを飲んだり食べたりしながら参加者みんなでワイワイと考えます。

記念すべき初回は福島県いわき市。「新しい“いわきのおいしい”をつくろう!」をテーマに、これからのいわきの食文化を担うキーパーソンと共に、参加者全員でいわきの食を盛り上げるアイデアを生み出します。

  • 参加メンバー

みんなのアイデアでいわきの食を元気にしたい!
会場には、東京に暮らす“いわきの応援団”が集まりました。

当日はいわき出身で東京近郊に住む人たちや、福島、そして地方の取り組みに興味のある個性派揃いの参加者が30名ほど集まりました。現地のいわき市からこの日のために参加された方も。都市部に住んでいるけど、じもとのために何か協力したい。直接ゆかりはないけれど、地方の取り組みに貢献したい。そんなじもと愛に溢れたメンバーでイベントは和気あいあいと楽しく進みます。

  • 上野台豊商店 代表 上野臺優さん ダイニングレストラン「Soupe」オーナーシェフ 菅波隆幸さん ヘキレキ舎代表/フリーライター 小松理虔さん

いわきの“今”を語る、
じもとキーパーソンによるインスピレーショントーク。

アイデアを生み出すきっかけとして、3名のキーパーソンが登壇。じもとの食にまつわる現状や課題について、熱のこもった話で会場はヒートアップ。漁師町としても有名ないわきの水産業について、じもとの郷土料理でもある「さんまのポーポー焼」の話題を中心に熱く語っていただいた上野台豊商店代表の上野臺優さん。じもと野菜や農家との連携など、ご自身の事例を交え紹介いただいたダイニングレストラン「Soupe」オーナーシェフの菅波隆幸さん。水産業のPRや飲食店での取り組みなど、いわきの食の現状をお話いただいたヘキレキ舎代表/フリーライターの小松理虔さん。じもとをもっと盛り上げたいとするお三方の想いが会場いっぱいに広がっていきました。

  • アイディエーション

  • アイデアシート

  • アイデアシート

ユニークなアイデア続々誕生!
“いわきのおいしい” を実現するグッドアイデアを発表。

ゲストトークや参加者同士の意見交換を参考に、グループで様々なアイデアを考えます。テーマは「ポーポー焼を通じた“いわきのおいしい”を実現するグッドアイデアを考えよう」。発表では、パッケージデザインをより親しみある雰囲気に変えるアイデアや、大人から子供まで楽しめる料理のアイデア、さらにはポーポー焼を食べる新しい場作りを提案するアイデアなど、様々な切り口での提案がありました。中には「ぜひ実現に向けて取り組もう!」というものも。

  • 飲む・食べる・語る

  • 飲む・食べる・語る

いわきの郷土料理「さんまのポーポー焼」を実食。
食べて、飲んで、語り合う、それが「KIRIN じもとキッチン」!

今回のテーマにもなった「さんまのポーポー焼」をみんなで実食。プロデュースを手がける上野臺さんからの話も聞きながら、お酒と一緒に食します。懇親会では菅波シェフによるいわきの特製フードプレートの提供も。おいしい食事を楽しみながら、課題について明るく前向きに考える場こそが「KIRIN じもとキッチン」らしさの1つです。

  • コミュニティづくり

これからも新しい“いわきのおいしい”をみんなでつくっていきます!

今回の取り組みを1回で終わらせないために、「KIRIN じもとキッチン」ではコミュニティづくりも工夫をしています。いわきに対しての決意表明を各々で書いたり、参加者同士のつながりが持続できるようにSNSを活用したオンライン上でのグループを作成したり。参加者全員にとっての“じもと”になったいわきを、色んな場所から応援や支援は続いていきます。

  • 新しい“いわきのおいしい”

福島県いわき市を舞台にした「KIRIN じもとキッチン」の第一回目は大盛況の内に終えることができました。これからも地方と都市の両方に目を向け、日本全国を元気にするべく、「KIRIN じもとキッチン」は取り組んでいきます。次回もぜひご期待ください!