[食領域]
「つながっている、わたしたちと世界」をテーマに中高生とワークショップを行いました
- 環境
2015年01月21日
私たちの日々の“生活”が、世界中から支えられていることを知っていますか?
日本の食料自給率はカロリーベースで約4割、資源・エネルギーは、ほぼ100%を輸入に頼っています。食、衣料、電気製品など身近なものから、エネルギーなど、私たちは日常的に開発途上国で産出されたものを使って、暮らしを維持しているのです。
こども国連環境会議推進協会(JUNEC)とキリン株式会社は、「キリン 午後の紅茶」の主な原料生産地であるスリランカの紅茶農園におけるレインフォレスト・アライアンスの取り組みを通して、直面した現実と課題を中高生の皆さんが自分たちの目線で読み取り、それを同世代に向けて発信するポスターを制作するワークショップを行いました。
今回のテーマは「つながっている、わたしたちと世界」。2014年12月14日(日曜日)と23日(火曜日)の2回に分けて、それぞれ中学1年から高校2年生までの25名ずつが参加しました。
まずはレインフォレスト・アライアンス日本市場代表の堀内さんから、持続可能な農園認証制度とその取り組みの説明。続いてキリンから、スリランカの紅茶農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得することを支援している取り組みの説明がありました。
講義が終わると、グループ毎に感心したこと、疑問に思ったことを付箋に書き出してグルーピングしながら、同世代に一番伝えたいトピックをディスカッションして決めていきます。
いよいよポスター作りです。最初に何を伝えたいかをしっかり決めて、そこからキャッチコピーを作るのですが、短い時間で考えをまとめるのは大変な作業。それでも、グループ毎についてくれるJUNECの大学生や社会人のファシリテーターのサポートのもとで、なんとか時間内にポスターを仕上げていきます。
出来上がったポスターはどれも力作揃い。ワークショップの後のアンケートでも「楽しかった」「また次も参加したい」という声をたくさんいただきました。
キリンでは、2015年春から「キリン・スクール・チャレンジ」を本格的に展開していく予定にしています。
キリンの環境サイトやJUNECのホームページで募集を行う予定にしていますので、楽しみにお待ちください。
2014年12月14日
2014年12月23日
※所属(内容)は掲載当時のものになります。