中高生参加のワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」本格スタートしました
- 環境
2015年04月20日
3月21日(土曜日)にキリン中野本社で、30日(月曜日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで各日それぞれ、中高生が世界の課題解決に向けて挑戦するプログラム「キリン・スクール・チャレンジ」を開催しました。こども国連環境会議推進協会(JUNEC)とキリン株式会社が協働して行い、昨年12月のプレ大会に続いて今年から本格スタートするシリーズの第1回。「つながっている、わたしたちと世界」をテーマに2日合わせて47名の皆さんに参加いただきました。
「つながっている、わたしたちと世界」
集まった中高生はチームに分かれ、「キリン 午後の紅茶」の主な原料生産地であるスリランカの紅茶農園の事例を題材に、社会・環境の面から持続可能な農業について考えていきます。
午前中は、まずレインフォレスト・アライアンス日本市場代表の堀内千恵子さんから、持続可能な農園認証制度とその取り組みについての講義。続いてキリンから、2050年に向けたキリングループの長期環境ビジョンの考え方や、スリランカの紅茶農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得することを支援している取り組みについて説明を受けました。
学校では習わない、原料生産地の現状や取り組みを知り、真剣な表情でメモを取る中高生たち。自分たちがいつも飲んだり食べたりしているものが、世界中の農園に支えられていることを、再認識したようでした。
同世代にメッセージを伝えるポスター作り
午後のワークショップでは、緊張も取れて打ち解けた雰囲気。午前中の講義から感じ取った課題を、中高生の皆さんが自分たちの目線で話し合いながら、同世代に向けて発信するポスターを制作しました。
チームごとのテーブルでは、講義から学んだこと、疑問に思ったことなどが、次々に付箋に書き出されていきます。大学生や社会人の「サポーター」と一緒に付箋をグルーピングし、“持続可能な農業”や“地球のためにできる身近なこと”といったポスターのテーマを、自分たちで決めていくのです。
テーマが決まったら、いよいよポスター制作。「どんなキャッチコピーなら友達が興味を持ってくれるだろう?」「どんなビジュアルなら足を止めてくれるかな?」と議論しながらポスターづくりが進みます。
出来上がったポスターは、環境への思いと中高生らしい柔軟なアイデアが詰まった作品ばかり。各チームに話を聞くと、「みんなで作り上げるのが楽しかった」「同世代で真剣に議論できて良かった」といった言葉が聞かれました。
キリンは、今後も継続的に「キリン・スクール・チャレンジ」を開催する予定です。
ぜひ、今後もご注目ください。
2015年3月21日
2015年3月30日
※所属(内容)は掲載当時のものになります。