[食領域]
初めての工場での開催となる「キリン・スクール・チャレンジ」をキリンビール神戸工場で開催しました
- 環境
2016年04月27日
「つながっている 私たちと世界」をテーマに飲み物と世界のつながりを中高生に考えてもらうためのワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」。今回は持続可能な農園認証制度と企業の取り組みを学び、感じ取った課題を同世代に向けて発信するポスター制作のプログラムです。
3月6日のワークショップは初めての工場開催。首都圏を離れ、キリンビール神戸工場で開催しました。
年間20万人が工場見学に訪れる神戸工場では訪れるお客様のためにバスを運行していますが、ワークショップの開始時間が早かったこともあり、今回は三ノ宮駅からの臨時バスを運行。初めて会った参加者の皆さんも、三宮から神戸工場へ向かう移動中に打ち解けることができたようです。
午前中は講義。レインフォレスト・アライアンス日本市場代表の堀内さんから熱帯雨林の喪失と生物多様性の危機、それを解決するための持続可能な農園認証制度としてのレインフォレスト・アライアンス認証の説明。続いて、キリンの担当者からは「キリン 午後の紅茶」の茶葉主要生産地スリランカで展開しているレインフォレスト・アライアンス認証取得支援の背景と取り組みの説明が行なわれました。
しかし、ここからがいつもと違います。
まずお昼ごはんの料理が豪華。実は、ワークショップの会場が工場付属のレストランに隣接していたのです。普段はお弁当なのですが、料理は白いお皿に盛られパンは食べ放題。これには毎回協力していただいている大学生のファシリテータの皆さんも嬉しい驚きだったようです。
更に、食事の後は参加者のために特別のミニ工場見学も開催しました。
そのお陰もあってか、午後からのワークショップも和気あいあいと順調に進み、出来上がったポスターも「飲み物と世界のつながり」という課題をしっかり捉えたものとなりました。また、神戸工場の精いっぱいのおもてなしにも満足をしていただけたようです。
3月13日は中野グループ本社での開催。首都圏での開催が1日になってしまったこともあってか、募集時人数を25名に拡大したにも関わらずキャンセル待ちが10名以上になるほどの盛況ぶりでした。
参加者は熱心に講義を聞き、質問コーナーでは、「企業の業績が悪くなったときに、このような取り組みを継続できるのか?」と言った、まさにCSVの本質を突いた質問まで飛び出すレベルの高いやり取りが行われました。
理解が深まったこともあってか「生産者の持続可能な農園を作る取り組みを最後に支えるのが消費者の選択である」ということを示したポスターが多かったのが印象的でした。
完成したポスターは神戸工場の見学者通路に掲示することになっています。
また、ワークショップの様子は、参加者の皆さんが“#キリンスクールチャレンジ” のハッシュタグを付けてSNSで発信されていますので、是非ご覧になってください。
2016年3月6日
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2016年3月13日
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※所属(内容)は掲載当時のものになります。