「キリン・スクール・チャレンジ」で"トロピカーナ×森林保護"をテーマにインスタグラムで発信してもらいました
- 環境
2016年07月08日
「つながっている 私たちと世界」をテーマに飲み物と世界のつながりを中高生に考えてもらうためのワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」。今回は“トロピカーナ×森林保護”をテーマにして、感じ取った課題を同世代に向けてインスタグラムで発信するプログラムです。
6月25日は15名、26日は28名の参加となりました。
午前中は講義。まずは、WWFジャパン自然保護室の古澤さんから、熱帯雨林と日本との関係、そしてその課題についての講義です。現在日本が輸入するコピー用紙の多くがアジアの熱帯雨林からきていること、それが熱帯雨林を破壊することに繋がっている場合もあるものの、それを解決する一つの方法としてFSCR認証というものがあることを学びました。
次はキリンから、このような課題に企業がどういう形で取り組んでいるかの講義です。
キリンでは、飲み物の中身の持続性を高めるために「キリン 午後の紅茶」の主要茶葉原産地スリランカでレインフォレスト・アライアンス認証の取得支援を行っています。また、容器の原料の持続性を高めるために「キリン・トロピカーナ250ml紙パック」でFSCR認証用紙の紙容器の使用も始めました。
ただ、こういった取り組みも1つの企業が取り組んでいるだけでは課題の解決に寄与することは難しくて、多くの企業が協働して取り組むことや、こういった活動を消費者の皆さんが応援することが重要であることも学びました。
さらに昼食の後には、キリン・トロピカーナの商品開発部門担当者から、トロピカーナの商品に込めた想いについても講義を受けました。商品の試飲もあって、中高生のみなさんは興味津々だったようです。
午後からは感じ取った課題を同世代に向けてインスタグラムで発信するワークショップです。
森林についてどういう課題があるかは十分理解できたみなさんも、それをどうやって写真と言う形で表現するかには大変に苦労されたようです。
今回協力を頂いたプロのカメラマンとデザイナーさんにアイデアを出してもらいながら、予定の時間をかなりオーバーしながらも、なんとか作品に仕上げることができました。
苦労しただけあって、みなさんの若いアイデアがいっぱい詰まった作品が出来上がりました。
そして、今回のワークショップは、開催当日で終わりではありません。
みなさんの作品は共催の「こども国連」のアカウントでインスタグラムに投稿されましたが、この後、8月末までその「いいね」数を競っていただきました。
結果は次の通りです。
- 6月25日実施分 優勝チーム:第1班(45いいね)
- 6月26日実施分 優勝チーム:第4班(57いいね)
- いずれも2016年8月末時点
キリン・スクール・チャレンジのHPでも作品を紹介しています。
気に入った作品には是非「いいね」をお願いします。
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