「つながっている、わたしたちと世界」今回のキリン・スクール・チャレンジのテーマは、"飲みもの×持続可能な森林利用"です
- 環境
2019年04月26日
現在、熱帯雨林をはじめとした貴重な森林は、木材や紙の原料となる生育の早い木に植え替えるためやパーム油畑を造成するためなどの理由で、問題のある形で伐採され急速に減少しています。
この問題を解決する方法のひとつが、森林資源の責任ある利用を保証するFSC®認証紙の利用です。FSC®認証ラベルは、適切に管理された森林資源および再生資源を証明する木材や紙などにしか与えられないため、FSC認証紙の利用を拡大することは、貴重な森林を守ることに繋がります。
2019年3月29日、4月2日に開催したキリン・スクール・チャレンジのテーマは、“飲みもの×持続可能な森林利用”。合計47人の中高生たちが、2020年末までに紙製容器包装のすべてでFSC認証紙を採用しようとしているキリングループの取り組みを通じて、飲み物のバリューチェーン上流で現実に起こっている課題を理解し、グループでディスカッションしながらメッセージと写真で同世代に発信するワークショップを行いました。
2019年3月29日
9時20分受付開始
会場のお台場、東京国際交流館プラザ平成周辺も桜が満開の中、20名の中高生が集まりました。
9時50分オリエンテーション
レゴRをつかった自己照会。その後は、自分達の周りにどのような紙があるか、その紙が無くなったら社会が成り立つかを考えて意見交換しました。
10時20分講義
紙の重要性に気づいた後は、FSCジャパン広報担当の河野さんから世界の森林問題とその解決策であるFSC認証とその仕組みを聞きました。
キリンからは、2020年末までに紙容器でFSC認証紙を100%採用しようとしているキリンの取り組みを聞きました。
お昼ご飯を挟み、講義を聞いて感じた疑問のQ&Aのコーナーを経て、いよいよ作品作りです。
13時30分作品づくり
自分たちで捉えた課題について議論をして、同世代に伝えたいテーマを決めていきます。その後、ツイッターで発信する50文字以内でのメッセージの作成と写真の撮影。
短い時間の中で、初めて会った中高生が1つのチームとなって作品作りに取り組みました。
今回の作品はSNSを意識して、ビジュアルで目を引き、また短い言葉で印象的にしっかりと伝えたいこと表現できている作品が多かったのが印象的でした。
できあがった作品は、キリン・スクール・チャレンジのサイトで紹介しています。
「こども国連環境会議推進協会」のツイッターアカウントでも発信し、作品ごとにリツイート数を競います。あわせて「こども国連環境会議推進協会」のアカウントをフォローした上でリツイートしていただいた方の中から抽選で「キリン午後の紅茶 ストレートティー(500ml)」や、エコパンダのパペットをプレゼントするキャンペーンも実施します。
- プレゼントキャンペーンの主催は「こども国連環境会議推進協会」です。
- 3月29日実施分 優勝チーム:第1班(573リツイート獲得)
- 4月2日実施分 優勝チーム:第6班(806リツイート獲得)
- いずれも2019年5月17日時点
- キリン・スクール・チャレンジ twitter キャンペーンは終了しました。
2019年4月2日
前週に引き続き、桜が満開の東京国際交流館プラザ平成で同じテーマでキリン・スクール・チャレンジを開催しました。27名の中高生が参加し、外は花冷えで寒かったのですが、ワークショップ会場は熱気で包まれました。
キリン・スクール・チャレンジは「第8回キャリア教育アワード」の奨励賞と、「平成29年度 青少年の体験活動推進企業表彰」の審査委員会奨励賞を受賞しています。
FSC®C137754
※所属(内容)は掲載当時のものになります。