KIRIN R&D DAY 2020

2020年10月6日イノベーションの源泉となる研究開発(R&D)をテーマとし「キリングループ R&D DAY」を開催しました。
キリンホールディングスは、2019年2月に長期経営構想キリングループ・ビジョン2027(KV2027)を発表し、
食、医、ヘルスサイエンスの3つの領域において長期的な成長を目指しています。
本イベントでは、3つの領域に通底するR&Dについてご説明することで、なぜグループが食領域から他の領域に事業領域を拡大できたのかを示し、
今後のイノベーションと領域間のシナジー創出にご期待頂くことを目的として開催致しました。

プレゼンテーション

オープニングスピーチ

代表取締役社長 磯崎功典

KV2027において経営の根幹に据えるCSVの理念と、グループの事業領域を拡げ、今後社会課題の解決において大きな役割を果たすR&Dへの期待をお話ししました。

第1セッション「キリングループのR&D」

取締役常務執行役員 小林憲明

祖業であるビール醸造における発酵の研究から微生物・細胞へと研究領域を拡大してきた歴史を解説。
さらに今後の重点領域についてお話し、技術力による社会課題解決への取り組みをご説明しました。

第2セッション「プラズマ乳酸菌の発見と期待」

東海大学医学部付属東京病院 病院長 西﨑泰弘先生
ヘルスサイエンス事業部 主幹 藤原大介

プラズマ乳酸菌を発見した藤原より発見の経緯と、これまでの研究成果をご説明。
協同研究を実施いただいた東海大学の西﨑先生をお招きし、医療現場における今後の課題とプラズマ乳酸菌への期待をお話して頂きました。

ポスター展示

発酵・バイオテクノロジーについて、「原料・植物の研究」と「発酵・培養の研究(微生物・細胞)」の2つのテーマに沿って、研究員よりいくつかの研究成果をご説明しました。ツアー終了後も各ポスターにおいて、たくさんのご質問を頂きました。

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