出演者プロフィール
矢崎 彦太郎[指揮](やざき ひこたろう)
上智大学数学科、東京芸術大学指揮科に学ぶ。ロイヤル・フィル、BBC響、スイス・ロマンド管、フランス国立放送フィルなどに客演。1979年東京交響楽団定期を指揮し日本デビュー。1988年まで同団指揮者を務めた。その後ベルギー王立ヴァロニー・オペラ劇場、ボルドー歌劇場などで客演を行い、ノルウェー放送管首席客演指揮者、フランス国立トゥールーズ室内管首席客演指揮者などを歴任。現在、東京シティ・フィル首席客演指揮者。日仏音楽交流への貢献に対し、2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲。
ジョン・健・ヌッツォ[テノール](じょん けん ぬっつぉ)
東京生まれ。父はイタリア系アメリカ人、母は日本人。カリフォルニア・チャップマン大学で声楽を専攻、2000年のオーディションをきっかけにウィーン国立歌劇場の専属歌手となる。2001年ウィーン・フォルクスオーパーに「ウエスト・サイド・ストーリー」の主役トニー、ザルツブルク音楽祭「カンダウレス王」に出演。日本でも紅白歌合戦やNHK大河ドラマ「新撰組」の主題歌を歌い注目される。2003年NYメトロポリタン歌劇場にデビュー。アメリカとヨーロッパを中心に活躍している。
森谷 真理[ソプラノ](もりや まり)
武蔵野音楽大学、同大学院修了後、ニューヨークのマネス音楽院に留学。プロフェッショナル・スタディー・ディプロマ修了。ヴェロニカ・ダン国際声楽コンクール優勝。2005年9月からニューヨークのメトロポリタンオペラの歌手となり、2006年12月にはモーツァルト「魔笛」公演に夜の女王役で出演し大成功を収めた。アメリカでの同役の公演も多く、今後の活躍が期待されている。本公演が本格的な日本デビューとなる。
レ・フレール[ピアノ・デュオ]
レ・フレールはフランス語で「兄弟」という意味。2002年に斎藤守也(兄)と斎藤圭土(弟)によるピアノユニット「レ・フレール」を結成。守也が得意とするバラードと圭土が得意とするブギーにレ・フレールのテイストを加えることでこれまでピアノが持っているイメージを新たなものにする独自のスタイルを生み出した。1台のピアノを2人で自在にダイナミックに操る独自のプレイスタイルはこれまでの「ピアノ観」を覆す。
中井美穂[司会](なかい みほ)
1987年フジテレビ入社。1995年結婚を機に退社。テレビ朝日系「旅の香り」、MXテレビ「タカラヅカ・カフェブレイク」などのレギュラー番組や雑誌での連載コラム、トークイベントへの出演など多方面にわたり活躍中。スポーツ番組「世界陸上」ではメインキャスターを務めた。クラシック・コンサートの司会などにも意欲的に取り組んでいる。
東京交響楽団[管弦楽]
1946年創立。活動の特色の一つに現代音楽の初演があり、その功績により、文部大臣賞、音楽之友社賞、京都音楽賞対象、毎日芸術賞、モービル音楽賞などを受賞。新国立劇場では、1997年のオープニングからオペラ・バレエ公演を担当。海外公演も19カ国66公演を数え、世界各地で高い評価を得ている。川崎市のフランチャイズ・オーケストラとして活動の場を拡げている。キリンニューイヤーコンサートは毎年1月に行なわれ今年で24回目を数える。 |