2008年4月24日
サッポロビール株式会社
キリンビール株式会社
北海道での、一部共同配送開始について
～環境負荷の低減を目指して～
サッポロビール株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：福永 勝、以下サッポロビール社）と、キリンビール株式会社（本社：東京都中央区、社長：三宅 占二、以下キリンビール社）は、物流部門での環境負荷の低減を目指し、北海道地区での一部配送業務を共同で行うことに合意しました。
両社は、北海道の紋別、岩見沢、倶知安、室蘭の一部特約店に対し、ビール系飲料、グループの清涼飲料水等の商品を対象として、５月下旬より順次共同配送を開始します。
共同配送では、サッポロビール社が全道で展開している酒類製造メーカー２社との共同配送ルートの一部に、キリンビール社が新たに参加する形で行われます。この取組みにより、両社合計で、年間でＣＯ２排出量約２４．４ｔ（約２０％）の削減が可能となります。
両社では、今回の取組みの成果を踏まえて、更なる環境負荷低減を目指し、今後、北海道の他地区や北海道以外での展開も視野に検討を始めていきます。
サッポロビール社とキリンビール社は、市場では競合として公正な競争を展開する一方で、世界的に関心が高まっている環境問題に対して、既存の枠組みを超えた協力体制を構築することで、更なる持続可能な社会への貢献を目指していきます。
以上