2008年6月20日
キリンビールの地球環境保全の取り組みを、「エコ・ファーストの約束」として宣言
~環境省が創設した「エコ・ファースト制度」において、製造業としての認定第1号~
キリンビール株式会社(社長 三宅占二)は、業界トップランナー企業による環境保全活動をさらに推進していくために環境省が創設した、「エコ・ファースト制度」の製造業における第1号として、鴨下一郎環境大臣に対する「エコ・ファーストの約束」を6月24日に環境省で行います。
これにより当社は、「エコ・ファーストマーク」の使用が認められるとともに、環境先進企業としての取り組みを一層強化していきます。
この制度は、地球温暖化対策など京都議定書の目標達成に向けた企業自らの取り組みを、環境大臣に対して約束するもので、当該企業は認定基準を遵守することを条件に、「エコ・ファーストマーク」が使用可能になります。環境省による今年4月の制度認定開始以降、国内の製造業としては初の認定となります。
キリンビールの「エコ・ファーストの約束」
- ■容器包装の3R(発生抑制、再使用、再生利用)を適正かつ積極的に推進します。
- ■再資源化の取り組みを積極的に推進します。
- ■地球温暖化の防止に向けた取り組みを積極的に推進します。
- ■全国の工場の水源地を守る取り組みを積極的に推進します。
上記の先進的な取り組みを一層強化していくことを約束するとともに、定期的な公表および環境省への報告を行っていきます。
- * 詳細は別添「エコ・ファーストの約束」参照
当社では、環境省が展開している地球温暖化防止「国民運動」に賛同し、地球温暖化防止に向けた様々な取り組みを実施しています。6月の「環境月間」にあわせた取り組みとして、「めざせ!1人、1日、1kg、CO2削減 」運動への社員約2,500名による参加や、工場や統括本部など合計29カ所でのブラックイルミネーションの実施、小学生を対象に全国11カ所のビール工場で行う「夏休み環境教室」など、積極的な取り組みを展開しています。
キリングループでは、これからを生きる全ての人の元気と感動につなげたいという思いをこめて、これからも地球環境保全に取り組んでいきます。「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
「エコ・ファースト・マーク」の使用認定に関する基準
記
- 1.エコ・ファースト企業とは、環境省に対して、次に掲げる内容を含む約束(エコ・ファーストの約束)をした者をいう。
- [1]京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策をはじめとして、環境保全に関する目標を明示し、かつ、目標やこれを実現するための取組が、業界のトップランナーとしての先進性・独自性を有するものであること。
- [2]全国の模範となるような環境保全に向けた取組であること。
- [3]約束された取組の推進状況の確認を行う仕組みが設けられ、環境省への報告、又は公表が行われること。
- 2.エコ・ファースト・マーク使用の範囲は、店舗・広報等に用いるものであること。
- 3.環境省は、エコ・ファースト企業の取組が、約束に違反すると認める場合は、エコ・ファースト・マーク使用の認定を取り消すことができる。
「エコファーストの約束」式 概要
1. | 日時 | 6月24日(火)13:00~13:10(予定) |
2. | 場所 | 環境省省議室(中央合同庁舎第5号館24階) |
3. | 出席者 | 鴨下一郎 環境大臣 三宅占二 キリンビール株式会社 代表取締役社長 |
4. | 概要 | 当社社長三宅より、鴨下環境大臣へ「エコ・ファーストの約束」の手交 鴨下環境大臣のご挨拶および約束の証である「エコ・ファースト・マーク」のパネル贈呈 |
5. | 取材について |
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