サントリー株式会社
サントリーフーズ株式会社
キリンビール株式会社
キリンビバレッジ株式会社
2008年12月24日
サントリーグループとキリングループの一部地域における清涼飲料の共同配送について
~ 環境負荷の低減を目指して ~
サントリー株式会社 (社長:佐治 信忠) 、サントリーフーズ株式会社(社長:白井 省三)とキリンビール株式会社(社長:三宅 占二)、キリンビバレッジ株式会社(社長:齋藤 信二)は、物流部門での環境負荷の低減を目指し、2009年7月から千葉県内(一部エリア※を除く)において、清涼飲料商品の配送業務を共同で行なうことで合意しました。
- ※流山市、野田市、松戸市、柏市、浦安市
現在、両グループは千葉県内に清涼飲料商品の物流拠点をそれぞれ構えていますが、今回、サントリーフーズ社の物流拠点(澁澤倉庫(株)東京支店京葉配送営業所、千葉県千葉市)にキリンビバレッジ社の物流拠点(相模運輸新港倉庫、千葉県千葉市)の清涼飲料商品を集約すると同時に、千葉県内のお得意先に対し共同配送を開始します。この取り組みにより、両社合計で、年間のCO2排出量を約46.0トン(約11%)削減することが可能となります。
サントリーグループとキリングループでは、これまでも共同配送の可能性について検討を重ねており、和歌山県で共同配送のテストを開始するなどしていました。今回、千葉県の清涼飲料については、物流拠点を集約することで、配送およびピッキングの効率化を実現し、環境負荷低減にもつながることが検証されたため、2009年7月から実施することを決定しました。
サントリーグループとキリングループは、市場では競合として公正な競争を展開する一方で、環境問題に対し、従来の枠組みを超えた新たな協力体制を築いています。2007年10月には、環境負荷の低減などを目的とした資材調達における協力に合意し、ダンボール原紙の共同調達や缶蓋における規格共有化を実現してきました。今回の共同物流拠点および共同配送の取り組みもその一環として実施するものです。
サントリーグループとキリングループは、今後も、環境負荷の低減とお客様へのサービス向上を推進するとともに、さらなる持続可能な社会の構築を目指し企業活動を推進します。
記
■澁澤倉庫(株)東京支店京葉配送営業所 概要
所在地 | : | 千葉県千葉市稲毛区長沼原町200 |
敷地面積 | : | 16,270m2(4,922坪) |
倉庫面積 | : | 第1倉庫 12,302m2(3,721坪)、第2倉庫 12,422m2(3,758坪) |
保管能力 | : | 第1倉庫 約3,166坪(約450千箱)、第2倉庫 約2,651坪(約430千箱) |
以上