メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部
有治)は、「甲州ワイン」3種の新ヴィンテージ、『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2008』、『同 甲州グリ・ド・グリ 2008』を4月15日(水)、『同 勝沼甲州 2008』を5月20日(水)より全国で発売します。
当社は1975年より様々なタイプの「甲州ワイン」を誕生させてきましたが、山梨県勝沼の地で約1300年前から連綿と栽培されてきた日本固有のぶどう品種「甲州」を、日本の個性を豊かに備えた、日本を代表するワインへと進化させることを使命と考え、2000年に「甲州プロジェクト」を発足し研究を開始しました。さらに2004年には、フランス・ボルドー第二大学醸造学部デュブルデュー研究室との共同研究「甲州アロマプロジェクト」をスタートし、様々な研究を続けてきました。今年もこれまでの研究成果を活かし、さらに香りや味わいの進化した「甲州ワイン」の新ヴィンテージの数々を発売します。
当社は今後も日本固有のぶどう品種「甲州」の研究を進め、その技術を近隣のワイナリーなどに公開・共有を図っていくことで、日本のワインの発展に貢献してまいります。
●『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2008』
(産地:山梨県 生産予定本数:21,000本)
ボルドー第二大学醸造学部との共同研究により「甲州」品種の中に含まれていることが確認されたグレープフルーツをはじめとした柑橘類の香りの素となる物質(3-メルカプトヘキサノール)の特長を存分に表現したワインです。
2005年春、5000本限定で新発売したファースト・ヴィンテージである2004年はわずか2ヶ月で完売。その後2008年4月に発売した2007年ヴィンテージは、2009年にドラマ化もされたワインを題材とした漫画「神の雫」でも紹介されるなど、多くのお客様よりご注目を頂き、2009年1月に完売。このたび発売する今回の新ヴィンテージの発売が待たれている状況です。
2008年ヴィンテージは、「同 甲州きいろ香」の特長であるグレープフルーツ様やパッションフルーツなどの華やかさに加え、日本特産の柑橘類の香りが複雑に香り、しっかりとした酸味と適度な果実味を備えたスタイリッシュな味わいに仕上がっています。
●『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2008』
(産地:山梨県 生産予定本数:4,800本)
甲州ぶどう独特の灰色がかった赤紫色の皮からのおいしさを追求し、「色」と「味わい」にこだわった「甲州ワイン」として、2003年秋に新発売。さらに2005年ヴィンテージより、「甲州アロマプロジェクト」の研究において「甲州」品種に“ブルガリアン・ローズ”の香りに代表される甘美な香り物質「ベータ・ダマセノン」の素が含まれていることを発見し、その香りを充分に引き出す醸造方法を取り入れ、「香り」の要素も加わりました。
2008年ヴィンテージは、ダージリンティーやシガー、ブルガリアン・ローズに見られる甘い香りに、「甲州」品種由来の独特の渋味とともに、厚みのある味わいが印象的なワインに仕上がっています。
●『シャトー・メルシャン 勝沼甲州 2008』
(産地:山梨県甲州市勝沼地区 生産予定本数:750ml 24,000本、360ml 7,800本)
山梨県甲州市勝沼地区産のタンニン(渋み)が多く、しっかりとした味わいを持つぶどうの特長を活かすため、澱とともにワインを育成する「シュール・リー製法」を用い、芳醇で厚みのある味わいのワインに仕上げました。
2008年に新発売したファースト・ヴィンテージである2007年が「第6回 国産ワインコンクール」にて金賞を受賞するなど高い評価をいただき、2009年1月に完売し、2008年ヴィンテージの発売が待たれています。
2008年ヴィンテージは、爽やかな柑橘系の香り、柔らかな酸味としっかりとした厚みを持つ芳醇な味わいが特長です。
【発売の概要】
◆商品名・容量・荷姿・生産予定数量
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2008』 |
750ml |
1ケース6本入り |
21,000本 |
4月15日(水) |
『同 甲州グリ・ド・グリ 2008』 |
750ml |
1ケース6本入り |
4,800本 |
4月15日(水) |
『同 勝沼甲州 2008』 |
750ml |
1ケース12本入り |
24,000本 |
5月20日(水) |
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360ml |
1ケース12本入り |
7,800本 |
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◆発売地域 |
全国 |
◆商品サイト |
www.chateaumercian.com |
※オープン価格につき、希望小売価格は設定していません |
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