2009年12月3日
キリン食生活文化研究所 レポートVol.21
「忘年会」に関する意識調査について
〜節約志向はうかがえるものの、やっぱり忘年会は、この時期の楽しいイベント!〜
キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、食と生活に関する様々な情報をレポートとして随時お知らせしています。今回は「忘年会」について、全国の20歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施し、3,544名の有効回答をまとめました。
【トピックス】
- ■冬に楽しみにしているイベントや行事を聞いたところ、1位は「お正月」。「クリスマス」「大みそか」「忘年会」「初詣で」が続く。20代、30代は、「クリスマス」の人気が高い。
- ■忘年会に「ぜひ行きたい」「できれば行きたい」人は、全年代で5割を超えており、忘年会のイメージは、「皆でワイワイ楽しめる」「この時期の楽しいイベント」。
- ■忘年会は、「友人・知人」「会社、職場の人」とで、計2回を予定している人が最も多く、場所は「飲食店」が圧倒的に多いが、20代は、「自宅や友人の家」で楽しむ人も多い。
- ■1回あたりの希望予算は、昨年より153円ダウンの4,690円。
- ■お店で食べたい鍋を聞いたところ、1位は「しゃぶしゃぶ」。20代は、「もつ鍋」、50代以上は、「かにすき」の人気が高く、年代によって好みが分かれる。幹事さんは要チェック。
- ■忘年会で飲みたい飲み物は、「ビール」がトップ。クリスマスの定番の飲み物は、「ビール」とともに「シャンパン・スパークリングワイン」の人気が高い。
【調査概要】
- (1) 対象:全国の20歳以上の男女 有効回答:3,544名
- (2) 方法:インターネット調査
- (3) 期間:2009年11月16日〜11月18日
【調査結果】
- (1)あなたが、「冬」(12月〜2月)に楽しみにしている行事やイベントは?(複数回答)
- ・「お正月」(66%)が1位で、年代に関わらず楽しみにされていることがうかがえる。
- ・20代、30代は、「クリスマス」が1位となっている。
- (2)あなたは、今年、忘年会に行きたいですか?(単一回答)
- ・「ぜひ行きたい」「できれば行きたい」の合計は53%で、全ての年代で5割を超えている。
- ・「ぜひ行きたい」「できれば行きたい」の合計は53%で、全ての年代で5割を超えている。
- (3)あなたにとって、忘年会のイメージは?(複数回答)
- ・「皆でワイワイ楽しめる」が58%と最も高く、「この時期の楽しいイベント」(40%)、「コミュニケーションをとるいい機会」(36%)と続く。
- ・年代別に見ると、20代、30代は、「お酒が飲める」「おいしいものが食べられる」も高い。
- (4)今年、何回忘年会に行く予定ですか?(単一回答)
今年の忘年会は誰と行きますか?(複数回答)- ・忘年会の回数は「2回」が最も多い。
- ・行く相手は「友人・知人」「会社、職場の人」がツートップ。
- ・「会社、職場の人」「仕事関係の取引先」を合わせた「仕事関係」は、男性で72%、女性で45%。一方、「友人・知人」、「家族、親類」「恋人」を合わせた「プライベート」は、女性は82%にのぼる。
- (5)あなたは、今年、忘年会をどこで行う予定ですか?(複数回答)
- ・「飲食店」で行う人が94%。
- ・20代は、「自宅や友人の家」(32%)で忘年会を楽しむ予定の人も多い。
- (6)忘年会1回あたりの希望金額は?(自由回答)
- ・昨年より153円ダウンの4,690円。
- ・2007年より2年連続で減少している。
- (7)あなたが、今年、お店で食べたい鍋は何ですか?(複数回答)
- ・全体では、「しゃぶしゃぶ」(25%)が1位。
- ・年代別にみると、「もつ鍋」「キムチ鍋」は、20代に人気が高く、「かにすき」「てっちり」「寄せ鍋」は、50代以上に人気が高い。
- ・忘年会を「自宅や友人の家」で行うと答えた比率の高い20代が、家でつくってみたい鍋は、「キムチ鍋」がトップで、「カレー鍋」「おでん」「トマト鍋」が続く。お店で楽しむ鍋と、家でつくる鍋を、シーンに合わせて使い分けていることがうかがえる。
- (8)忘年会で飲みたい飲み物は?(複数回答)
クリスマスの定番の飲み物は?(複数回答)- ・忘年会で飲みたい飲み物は、「ビール」(90%)がトップで、男性は「焼酎」、女性は「チューハイ・サワー」が続く。
- ・クリスマスの定番の飲み物も、「ビール」(61%)がトップ。2位は「シャンパン・スパークリングワイン」(50%)で、特に女性に人気が高い。
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。