2010年4月27日
キリン食生活文化研究所 レポートVol.24
「ビアガーデン」に関する意識調査について
〜夏の人気イベントビアガーデン、年代によって楽しみ方は様々〜
キリンホールディングス株式会社(社長 三宅占二)のキリン食生活文化研究所では、食をとりまく様々な情報をレポートとして随時お知らせしています。全国の20歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施し、5,308名の有効回答をいただきました。
- トピックス
- ■今年の夏ビアガーデンに行く人は約9割、夏のレジャーとして幅広い年代で人気。
- ■ビアガーデンの平均予算は3,482円で、年代別では20代が最も高い。
- ■ビアガーデンのイメージは、若年層ほど「開放的・オープン」、「みんなでワイワイ」、一方、年代が上がるほど「夏の風物詩」といったイメージを持っている。
- ■ビアガーデンに行きたい理由としては、「ビアガーデンの雰囲気が好き」、「ビールがいつもよりおいしく感じられる」の2つが約5割の人に選ばれている。「楽しく騒げる」は若いほど高く、「ビールがいつもよりおいしく感じられる」は50代以上が高い傾向。
- ■ビアガーデンにあったらいいと思うサービスは、「そこでしか飲めないビールがある」が1位。20代は「個別に仕切られたスペースがある」、「花火ができる」など、特にプライベート性・イベント性を求める傾向。
調査概要
- (1)対象: 全国の20歳以上の男女 有効回答: 5,308名
- (2)方法: インターネット調査
- (3)期間: 2010年4月9日〜4月11日
- (4)調査主体: キリンホールディングス キリン食生活文化研究所
調査結果
(1)「あなたは今年の夏、“ビアガーデン”に行きますか?」(単一回答)
- ・「必ず行くつもり」、「機会があれば行きたいと思う」、「誘われたら行くと思う」を合わせると、全体で約9割。
- (2)「あなたが今年の夏(6〜8月)楽しみにしている行事やレジャーは何ですか?」(複数回答)
- ・1位「花火大会・夏祭り」(52.9%)、2位「国内旅行」(47.9%)に続き、「ビアガーデン」(38.1%)は3位。
- ・「ビアガーデン」は、年代間の差はなく、幅広い年代で楽しみにされている。
- (3)「ビアガーデンでの1人あたりの予算はいくらですか?(ビール、料理を含めた1回あたりの総額でお答えください。)」(自由回答)
- ・平均予算は3,482円で、景気減退の影響を受け2009年から連続して減少。
- ・年代別では、20代が最も平均予算が高い。
- (4)「あなたが“ビアガーデン”からイメージすることは?」(複数回答)
- ・「開放的・オープン」(72.2%)がトップ。2位「夏の風物詩」(62.3%)、3位「みんなでワイワイ」(60.7%)と続く。
- ・年代別では、20代・30代は「開放的・オープン」、「みんなでワイワイ」、「活気があって楽しい」というイメージが高く、50代以上では「夏の風物詩」が高くなっている。
- (5)「あなたがビアガーデンに行きたい理由は?」(複数回答)
- ・「ビアガーデンの雰囲気が好き」(50.3%)、「ビールがいつもよりおいしく感じられる」(49.6%)が高く、3位は「夜景などとビール、食事が楽しめる」(39.3%)。
- ・「楽しく騒げる」は年代が下がるほど高く、「ビールがいつもよりおいしく感じられる」は50代以上で高い傾向。前述のビアガーデンのイメージと合わせると、若年層はみんなで楽しく過ごす場として、中高年は季節を感じながらビールを楽しむ場として、ビアガーデンを利用していることがうかがえる。
- (6)「あなたがあったらいいなと思うビアガーデンのサービスは?」(複数回答)
- ・1位は「そこでしか飲めないビールがある」(48.3%)、2位は「全天候型」(44.7%)、3位は「全席禁煙」(36.8%)。
- ・年代別に見ると、50代以上では「全天候型」が最も高い。20代では他の年代と比較して、「個別に仕切られたスペースがある」(34.9%)、「花火ができる」(33.6%)、「浴衣等をレンタルできる」(17.3%)が高く、プライベート性・イベント性を求める傾向。
キリングループは「おいしさを笑顔に」のグループスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。