当社株式の監理銘柄(審査中)指定の解除、上場契約違約金の徴求及び |
記 1.当社株式の監理銘柄(審査中)指定の解除について 当社は、平成22年6月11日付で、「当社水産飼料事業部における不適切な取引について(第二報)」を開示いたしました。その開示内容から、東証より有価証券上場規程施行規則第605条第1項第14号(上場会社が有価証券上場規程第601条第1項第11号a前段に該当すると認められる相当の事由があると東証が認める場合)に該当することとなり、投資家の注意を喚起するため、監理銘柄(審査中)に指定されました。 その後、当社は平成22年8月12日に過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を提出いたしました。 また、当社は平成22年8月27日付で、「当社水産飼料事業部における不適切な取引に関する第三者委員会の最終報告について」を開示いたしました。 本日、東証より、審査の結果、上場廃止基準に該当しないと判断した旨の通知を受領し、東証の当社株式についての監理銘柄(審査中)への指定について解除されることが決定いたしました。 2.上場契約違約金の徴求について 東証より、平成17年から平成22年12月期第1四半期決算短信等を訂正した件について、有価証券上場規程第412条に違反したと認められ、当社が東証の市場に対する株主及び投資家の信頼を棄損したと認められることから、有価証券上場規程第509条第1項第1号に基づき、上場契約違約金1,000万円の支払いを求められることとなりました。 3.当社株式の特設注意市場銘柄への指定について 上記のとおり、当社株式についての監理銘柄(審査中)指定は解除されましたが、当社において、事業部門から経理部門にわたる水産飼料取引に関する実効性のある検証・検討が成されなかったことが判明いたしました。このことから、東証より、内部管理体制等についての改善の必要性が高いと判断され、有価証券上場規程第501条第1項第1号に基づき、当社株式について特設注意市場銘柄に指定されたものです。 当社は、このたびの過年度決算の訂正において、市場の信頼を傷つけ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを厳粛かつ真摯に受け止め、信頼回復に向けて再発防止はもちろんのこと、コーポレートガバナンスのさらなる強化に努めてまいる所存であります。再発防止策につきましては、現在鋭意検討を進めておりますので、速やかに改めてお知らせいたします。 なお、当社は平成22年8月27日付で開示しました「キリンホールディングス株式会社とメルシャン株式会社の株式交換契約締結について」のとおり、平成22年12月1日をもって当社はキリンホールディングス株式会社の完全子会社となり、東京証券取引所及び大阪証券取引所の上場廃止基準に従い、平成22年11月26日に上場廃止(最終売買日は平成22年11月25日)となる予定です。 株主の皆様をはじめ多くの関係者の皆様には多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申しあげます。 |
以 上
2010年9月24日(リリースNO.10049)
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