2010年3月15日
キリンビバレッジ株式会社(社長 前田仁)は、今年で発売10周年を迎える「キリン 生茶」を4月20日(火)にリニューアル新発売し、同時に「キリン 生茶」ブランドから「キリン 生茶 朝のうるおうブレンド茶」を新発売します。
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「キリン 生茶」は、2000年の発売以来、緑茶市場をリードしてきましたが、この10年間で成長、成熟した緑茶市場の環境は大きく様変わりしています。発売10周年を迎え、「生茶」ブランドは、これまで築いたブランド価値を大切に守りつつ、より多くのお客様にご愛飲いただくために、お客様の飲用ベネフィットから発想した無糖茶ブランドへの進化、新製法を採用した徹底的なおいしさへのこだわり、人と環境にやさしい新容器の導入の3つをポイントとし、現代に求められる無糖茶ブランドとして生まれ変わり、さらなるブランド強化を図ります。
①お客様の飲用ベネフィットから発想した無糖茶ブランドへの進化
当社調べによると、ペットボトル入り緑茶飲料の定着に伴い、緑茶は昼食時などのウィズフード飲用のほかに、オフィスなどにおいて「リフレッシュ」しながら長時間かけて飲用されていることが分かりました。また、緑茶とブレンド茶は併飲率が高く、飲用時の重視点がほぼ一致しており、カテゴリーの区別なく飲用されています。そこで「生茶」ブランドは、カテゴリーという発想にとらわれず、「リフレッシュ」というお客様のベネフィットから発想した無糖茶ブランドとして、「生茶」と「生茶 朝のうるおうブレンド茶」を同時発売します。
②新製法を採用した徹底的なおいしさへのこだわり
お客様のベネフィットである「リフレッシュ」を満たす味わいの提案として、発売以来使用している「生茶葉抽出物」を進化させた新製法「生茶葉凍らせ製法」(特許出願中)を採用し、さわやかなおいしさを実現しました。「生茶葉凍らせ製法」とは、一年で一番良質な時期に摘んだ「一番茶」の生茶葉を凍らせることで生まれるさわやかなおいしさを、ベースとなる国産茶葉100%で淹れた味わい豊かな緑茶に加える「生茶」の新製法です。
~新製法を採用した「生茶」ブランドのラインアップ~
●「生茶」
国産茶葉を100%使用。新製法「生茶葉凍らせ製法」を採用し、さわやかなおいしさを引き出しました。かぶせ茶を増量することで豊かな味わいを実現。オフィスなどの長時間飲用に適した、繰り返し飲みたくなるおいしさが特徴です。
●「生茶 朝のうるおうブレンド茶」
「生茶」ブランドから、失われがちなうるおいを朝からとる、生茶ならではのおいしさのブレンド茶(※1)が新登場。大麦など、穀類の香ばしい香り、飲み飽きない米のやさしい甘み、新製法「生茶葉凍らせ製法」によるさわやかなおいしさが特徴です。また、500mlペットボトル1本あたりコラーゲンを200mg配合しています。
~パッケージデザイン~
緑茶、ブレンド茶とも、シンボルマークである「生茶葉としずく」を中心に大きくレイアウトし、緑茶は緑と白のグラデーションでさわやかなおいしさを、ブレンド茶はすっきりした香ばしさをシンプルなベージュで表現しました。
③人と環境にやさしい新容器の導入
お客様の使いやすさを追求した、人にやさしい取り組みとして、2Lペットボトルでは、省資源でつぶしやすい環境配慮型容器「ペコロジーボトル」をさらに持ちやすく注ぎやすく進化させ、ユニバーサルデザインを実現した「NEWペコロジーボトル」を導入します。また、ラベル表示には、文字を判別しやすく正確に素早く読める書体「つたわるフォント(※2)」を採用します。
環境にやさしい取り組みとして、2Lペットボトルは5月下旬以降、無糖茶カテゴリーとして国内最軽量(※3)の38gに軽量化したペットボトルに順次切り替えます。同時に、植物由来の樹脂を使用したペットボトルを「生茶」ブランドから先行して導入し、限りある資源である原油の使用量を削減します。
また、継続する取り組みとして、細かい線と粗い線を交互に入れることで、指が滑りにくく開けやすいユニバーサルデザインを実現したキャップを採用。また、500mlペットボトルと2Lペットボトルではベルマークを採用し、未来を担う次世代の子供達を応援します。
2Lペットボトルには、シュリンクラベルと比べてはがしやすく、空容器を分別排出する際のお客様の負荷を軽減しリサイクルの促進にもつながる「ロールラベル」や、生産過程で発生した茶殻を再利用し配合した「茶殻入りカートン」を採用します。
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
※1 8素材配合(炒り米、ロースト米麹、二条大麦、六条大麦、とうもろこし、コラーゲン、生茶葉抽出物、緑茶)
※2 株式会社博報堂が2009年6月に新設した専門組織「博報堂ユニバーサルデザイン」で、ユニバーサルデザインの発想に基づき、株式会社タイプバンク、慶應義塾大学と共同で開発したもの。誤認を防ぐこと、可読性を高めることを目的に開発された書体です。
※3 2010年3月15日現在