メルシャン株式会社(本社:東京、社長:鈴木 徹)は、メルシャン軽井沢美術館(所在地:長野県)にて『薔薇と光のフランス人画家「アンリ・ル・シダネル」展 小さな幸せ』を、7月23日(土)より11月6日(日)まで開催します。
●プロフィール
アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner 1862-1939)は20世紀初頭に活躍したフランス人の画家。1862年にインド洋のモーリシャス島で生まれ、1939年、第二次世界大戦勃発の数週間前に亡くなるまで、印象主義、新印象主義など様々な芸術的運動を同時代人として目撃しながらも、同時代の印象派、新印象派など様々な芸術的な動きとは距離を置いて独自の画風を発展させました。
●作品の特徴
ジェルブロワ村の庭、木漏れ日、ガーデンテーブル、ベンチ、薔薇の花、夜の森、夕暮れに家々の窓から漏れる光など身近な題材を淡い色調を用い、どこか内省的でありながら穏やかな空気感を持つ情緒的なタッチで描き出した作風は当時大変な人気を集め、現在でもフランス国内はもちろん、ヨーロッパやアメリカの美術館に作品が所蔵され、各国に熱心な愛好家がいることで知られています。時代や文化を超えて観る者の郷愁を優しく刺激する、普遍的な魅力と暖かさに溢れています。
●個展について
1989年に行なわれた「マルモッタン・モネ美術館(パリ)」での大規模な個展をはじめ近年ヨーロッパで頻繁に展覧会が開催されています。日本でも存命当時は、各種の展覧会に出品されるなどして盛んに紹介されていましたが、現在ではいくつかの美術館に数点常設展示されているに留まり、個展の開催が長らく待たれていました。
本展は作家の曾孫で美術史家のヤン・ファリノー=ル・シダネル氏の協力のもと、油彩、ドローイングなど約70点を展示。日本でアンリ・ル・シダネルの作品を包括的に紹介する、初めての催しとなります。この展覧会はメルシャン軽井沢美術館を皮切りに国内5美術館を巡回いたします。
●メルシャン軽井沢美術館
ルーヴル美術館リシュリュー翼やパリの大統領府エリゼ宮の内装などを手がけたフランスの建築家ジャン=ミッシェル・ヴィルモット氏により設計された当館は、「メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所」の樽貯蔵庫の雰囲気を継承した美術館として建設され、建物を覆う蔦や敷地内を彩るさまざまな植物など、恵まれた自然環境の中、ミュージアムショップやレストラン棟も点在し、一日をゆっくりとお楽しみいただける「自然とアートと食のヴィラージュ(村)」です。
なお当美術館は、本展覧会が終了する11月6日(日)をもって閉館致します。
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【展覧会概要】
◆名称 |
『 薔薇と光のフランス人画家「アンリ・ル・シダネル」展 小さな幸せ 』
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◆期間 |
2011年7月23日(土)~11月6日(日) |
◆主催 |
メルシャン軽井沢美術館 |
◆後援 |
フランス大使館、メルシャン、フジテレビジョン、NBS長野放送、 御代田町、御代田町教育委員会
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◆協力 |
しなの鉄道、エールフランス航空 |
◆企画協力 |
ブレーントラスト |
【美術館概要】
◆所在地 |
長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1799-1 TEL 0267-32-0288 |
◆開館時間 |
9時30分~17時00分(入館は閉館時間の30分前まで)
※火曜日休館(ただし、8月は無休) |
◆入館料 |
一般1000円/大学生800円/高校生600円/小・中学生300円
※団体20名様以上は100円引き
※65歳以上の方は一般料金の半額
※障がい者手帳をお持ちの方ご本人と付き添いの方1名様は半額 |
◆交通 |
JR長野新幹線軽井沢駅乗換え・しなの鉄道御代田(みよた)駅下車 徒歩約7分
(東京駅から約90分)
JR長野新幹線佐久平駅より8km、上信越自動車道佐久インターより5.5km |
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