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KIRIN News Release

2012年12月19日

「復興応援 キリン絆プロジェクト」JAおおふなとに農業機械を贈呈
~“生産から食卓までの支援”をテーマに、営農再開を応援~

 キリンビール株式会社(社長 磯崎功典)は、キリングループで展開している「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、被災地の営農再開に向け、大船渡市農業協同組合(岩手県大船渡市)に対し、農業機械54台分の購入資金7,549万円を公益社団法人日本フィランソロピー協会(理事長 髙橋陽子)の協力のもと12月19日に助成します。

 キリングループは、東日本大震災の復興支援活動として、2011年に「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げました。3年間で約60億円を拠出し、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となって展開しています。
 今回は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。食に携わる企業として復興に貢献したいとの思いから、キリングループの中でもキリンビール社が中心となり、“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する支援活動を3年間にわたり継続的に実施しています。

 大船渡市農業協同組合には、甚大な被害を受けた地域の農業者の営農再開を支援するため、トラクター、田植機、管理機をはじめ農業機械54台分の購入資金7,549万円を助成します。同組合は、一括取得した機械を管内全域で有効活用するため、生産者による6つの営農組織を機械の共同利用に向けた管理・保全の拠点と位置付け、各拠点間で必要に応じ機械の流動的運用が可能となる体制を構築することとしています。また、この取り組みにより、農機流失で一歩が踏み出せずにいた各農家の営農再開を後押しするとともに、営農コストの低減、労力の集約化を目指しています。
 震災後から本年まで、東日本大震災により被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、JAグループと連携し、稼動していない中古農業機械のリユースを行うなど、営農再開を支援してきました。本年までの農業機械支援金額は、5億2,100万円となり、農業機械386台が購入されました。いずれも、公益社団法人日本フィランソロピー協会の協力のもと助成しています。

 水産業については、養殖業の復興に取り組み、岩手県はわかめ、宮城県は牡蠣、福島県は青のりを中心に養殖設備の復旧を支援しています。

 今後は、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、農産物や水産物のブランド育成支援を通じた販路拡大、未来の担い手の育成支援などについても検討していきます。被災地の一日も早い復興を祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。
 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

【お問い合わせ先】
キリンビール お客様相談室 フリーダイヤル:0120-111-560
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/