2012年12月21日
<参考資料>
「一番搾り フローズン<生>」の開発者が「食創会 第17回安藤百福賞※1 優秀賞」を受賞
~独創的な発想でビール市場に新しい価値を創出した点が高く評価~
キリンビール株式会社(社長 磯崎功典)では、当社独自の新技術「凍結攪拌技術」※2により実現した新食感の生ビール「一番搾り フローズン<生>」の開発者が、公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団が主催する「2012年度 食創会 第17回安藤百福賞」において「優秀賞」を受賞しました。酒類業界では初受賞となります。なお、表彰式は、2013年3月8日にホテルニューオータニにて開催されます。
- ※1 新しい食品の開発に貢献する独創的な基礎研究、食品開発、およびベンチャーを対象に、食品や食文化の進歩に関して特に業績のあった個人に贈呈される。
- ※2 当社独自の特許技術で、空気を巻き込みながら冷却、攪拌を繰り返し、冷たくきめ細かい泡を生成する技術。
「一番搾り フローズン<生>」は、当社独自開発の「凍結攪拌技術」を使用した“フローズン<生>サーバー”で生成された-5℃の細かいフローズン状の泡を、「キリン一番搾り生ビール」の上にのせた、“泡がシャリッと、冷たい”新食感の生ビールです。2012年5月より全国の飲食店で順次導入し、大変好評をいただいております。また、8月からはハワイ、上海、シンガポールにてテスト展開を開始しています。
視覚的、食感的に冷たさや楽しさを訴求できるという独創的な発想により、ビール市場に新しい価値を創出した点が高く評価され、「第17回安藤百福賞 優秀賞」の受賞に至ったものと考えます。
【受賞概要】
- ■受賞種別
- 2012年度 食創会 第17回安藤百福賞 優秀賞
- ■受賞者
- キリンビール株式会社 技術開発部 パッケージング技術開発センター
主査 遠藤 徳雄 - ■受賞テーマ
- 泡がシャリッと冷たい、新食感のビール「一番搾り フローズン<生>」の開発
【「一番搾り フローズン<生>」商品特長】
- ①-5℃に凍ったフローズン状の泡
生ビールを-5℃に凍らせる当社独自の「凍結攪拌技術」によるフローズン状の冷たい泡。 - ②シャリッとおいしい、初めての食感
氷の細かい粒からなるフローズン状の泡は、冷たくスムーズな口当たり。 - ③冷たさ30分キープ
生ビールの上に乗せた-5℃に冷やされたフローズン状の泡が、約30分間フタの役割をして、ビールの飲みごろの冷たさを持続。
当社は、「一番搾り フローズン<生>」にように生ビールの新しいおいしさ、楽しみ方を提案することで、より多くのお客様にビールの新たな価値を感じていただく取り組みを継続的に行っていきます。
キリングループは、「おいしさを笑顔に」のグループスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。