2012年12月6日
キリンビバレッジ株式会社(以下キリンビバレッジ社、社長 首藤 由憲)、フランスの大手食品メーカー・グループ ダノン社(以下ダノン社、CEO フランク・リブー)及び三菱商事株式会社(以下三菱商事社、社長 小林 健)は、日本国内において、現在3社による合弁会社を通じて展開しているナチュラルミネラルウォーターブランド「ボルヴィック」の事業を見直し、日本市場における「ボルヴィック」ブランドのさらなる成長のため、2013年1月1日より新たなスキームに変更することで合意しました。
新たなスキームでは、ダノン社が「ボルヴィック」を製造し、三菱商事社が「ボルヴィック」を輸入し、キリンビバレッジ社が日本国内における「ボルヴィック」のマーケティング及び販売を担います。キリンビバレッジ社は、「ボルヴィック」と「アルカリイオンの水」などの国産水を含めたミネラルウォーター事業全般のマーケティング及び販売を行っていくことになります。
「ボルヴィック」は、1986年から日本への輸入が開始され、2002年からは、キリンビバレッジ社、ダノン社、三菱商事社の3社による合弁会社によって日本市場への展開が行われており、日本における輸入ミネラルウォーターNо.1(※1)の地位を確立しています。
日本のミネラルウォーター市場は、この10年で約3倍(※2)に拡大しており、今後も需要が見込まれていますが、お客様のミネラルウォーターに対する意識は変化しており、競争も激化しています。このような環境において、ミネラルウォーター事業の戦略構築およびその実行スピードをこれまで以上に高めていく必要があると判断しました。新しいスキームにより、お客様のニーズや環境変化に素早く対応し、日本における「ボルヴィック」ブランドのさらなる拡大と「アルカリイオンの水」など国産水を含むミネラルウォーター事業のさらなる成長を目指していきます。
※1 食品マーケティング研究所調べ(2011年実績)
※2 キリンビバレッジ社調べ