キリンビバレッジ株式会社(社長 首藤由憲)は、湘南工場において、食品安全システムに関する国際認証規格である「FSSC22000」(※)の認証を、キリングループの工場で初めて取得しました。
今年、設立40周年を迎えるキリンビバレッジ湘南工場は、清涼飲料業界最大規模の年間3,000万ケースの生産能力を誇る当社の主要工場です。調合から仕上げまでの工程ごとの品質チェック、製品の保存試験など徹底した品質管理、市場のニーズへ積極的に対応する柔軟な生産システムによって、多角的な生産活動を展開してきました。
特に、品質管理においては、お客様にご満足頂くために、品質の維持・向上・改善に努め、2001年には品質マネジメント国際規格ISO9001(2000年度改定版)の認証を取得するとともに清涼飲料のHACCP(総合衛生管理製造過程)の承認を取得するなど、工場品質マネジメントシステムの強化に取り組んできました。
お客様の食品安全に対する関心は、ますます高くなっており、食品安全の向上およびお客様からの信頼の向上に向けて、さらなる取り組みが求められています。その一環として、この度、食品安全システムに関する国際認証規格である「FSSC22000」の認証を取得しました。今回の認証取得は、お客様が安心できる高品質かつ安全な商品を製造・出荷できる証明に繋がると考えています。
今後も、食品安全の向上とお客様からの信頼の向上に向けて、不断の“カイゼン”に取り組みながら、お客様に満足して頂ける商品をお届けしていきます。
■湘南工場概要
1.工場設立 :1973年
2.主な製造商品 :「午後の紅茶」「生茶」「ラブズスポーツ」などのPET商品
約40品種 ※2013年1月現在
3.年間生産量 :3,000万ケース
4.FSSC22000認証取得日:2013年1月17日
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
※ FSSC22000(Food Safety System Certification 22000)とは、食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000および食品安全のための前提条件プログラムISO/TS22002-1を統合した新しい食品安全システムの国際認証規格です。