メルシャン株式会社(社長 横山清)は、日本固有のブドウ品種「甲州」から造る“甲州ワイン”の新ヴィンテージ「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2013」と「同 山梨勝沼甲州 2013」を4月22日(火)より全国で発売します。
【商品について】
- 「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2013」(白)
- 「甲州」の淡く灰色がかった(仏語で「Gris(灰色)」)赤紫色の果皮に含まれるおいしさを十分に引き出した、豊かなコクとなめらかな口当たりの甲州ワインです。赤ワインの醸造に用いられる、果皮を果汁に浸漬する行程を取り入れるなど、いくつかの方法でキュヴェを仕込み、バランスよくブレンドしています。
- 「シャトー・メルシャン 山梨勝沼甲州 2013」(白)
- 山梨県甲州市勝沼地区産のしっかりとした味わいを持つ「甲州」の特長を生かすため、澱とともにワインを育成する「シュール・リー」製法を用いています。「甲州」らしい繊細な味わいの中に、ほどよい厚みとうまみを感じられるのが特長です。
- また、「山梨」の地理的表示指定を受け、2013年ヴィンテージより商品名を「山梨勝沼甲州」に変更しました※。
※2012年ヴィンテージまでは「シャトー・メルシャン 勝沼甲州」として販売。醸造方法などは従来と変更なし。
【「甲州」について】
- 「甲州」は日本で1000年以上の歴史を持つ、山梨県を中心に栽培されている日本固有の欧州系ブドウ品種です。また、果皮の色が淡い赤紫色で美しいことでも知られています。
- 2010年6月にはワイン醸造用のブドウとしてO.I.V.(国際ブドウ・ワイン機構)に登録されました。今後は2013年6月に登録された「マスカット・ベーリーA」とともに、ますます世界で注目されるブドウ品種になることが期待されます。
【「山梨」の地理的表示について】
- 日本におけるワインの消費量は近年伸張を続けています。一方で、日本にはこれまでブドウの産地やワインの醸造地にかかわる規定が存在せず、地理的表示に関する明確な判断基準がありませんでした。
- しかし、近年の日本ワインの品質向上などを受け、山梨県は国内でもワイン産地として特に歴史が長く社会的評価や認知度も高いことから、2013年7月に国税庁の告示により、ワインでは初めてとなる地理的表示「山梨」が指定されました。
- これを受け、今回発売する「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2013」と「同 山梨勝沼甲州 2013」の表ラベルには「Produce of YAMANASHI Japan」と記載しています。
メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、様々な提案を続けていきます。
「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2013」
「シャトー・メルシャン 山梨勝沼甲州」の商品概要
- 1.商品名・色・アルコール
- 「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2013」(白)11%
「シャトー・メルシャン 山梨勝沼甲州」(白)12%
- 2.容量
- 750ml、360ml(「山梨勝沼甲州」のみ)
- 3.カテゴリー分類
- 果実酒
- 4.発売日
- 4月22日(火)
- 5.発売地域
- 全国
※オープン価格につき、希望小売価格は設定していません。