[食領域]
2014年8月4日
キリンビバレッジ株式会社
キリンビバレッジ株式会社(社長 佐藤章、以下キリンビバレッジ社)、富士山の銘水株式会社(社長 粟井英朗、以下富士山の銘水社)は、今後の事業拡大を見据え、両社による合弁会社を8月に、山梨県富士吉田市(市長 堀内茂)に設立します。
この度設立する合弁会社では、近い将来、富士山の雄大な自然に育まれた豊かな地下天然水を活用し、キリンブランドの宅配水の製造を行います。お客様への商品、サービスの提供は、従来通り、富士山の銘水社との業務提携のもと、キリンビバレッジ社にて行います。合弁会社を設立することで、将来の宅配水専用の水源と製造用地を確保し、宅配水事業の基盤を強化します。
キリンビバレッジ社は、富士山の銘水社との業務提携により、富士吉田市のクリーンな水源から採水したまろやかな天然水を毎日飲めるウォーターサーバーシステム「KIRIN AQUWISH(キリン アクウィッシュ)」を導入した宅配水事業を2013年1月に開始しました。お客様の安全・安心意識の高まりにより伸張しているミネラルウォーター宅配市場において、軽量で交換やリサイクルが簡便な7.15Lパックの採用やインテリアにマッチするカラーとサイズが選べるサーバーの導入など、お客様にミネラルウォーターサーバーのある生活や新しい価値の提案をしています。
2013年3月には、キリンビバレッジ社、富士山の銘水社、富士吉田市の3者間において、富士吉田市地下水保全条例の精神を尊重し、「地下水を活用した事業の実施に関する協定書」を締結しました。これにより、富士吉田市の悠久な歴史に育まれた地下水を活用し、継続的且つ安定的なミネラルウォーター宅配事業を展開すると共に、富士山の環境保全並びに地下水の保全、富士吉田市の発展や地域貢献等に努めてまいりました。
今後のさらなる事業拡大に向けて、今回、キリンビバレッジ社と富士山の銘水社は、富士吉田市内にて水事業を行う合弁会社を立ち上げます。今後も3者は協力して、富士吉田市の「天然水」のおいしさやウォーターサーバーを含めたより付加価値のある商品やサービスの提供に努めてまいります。