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[食領域]

<参考資料>「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)」、
通年アイテムとビールをカスタマイズする体験装置の導入を決定

  • その他

2014年12月24日

キリンビール株式会社

キリンビール株式会社(社長 磯崎功典)は、「ビールにワクワクする未来を」をテーマとした活動の象徴的な取り組みである「SPRING VALLEY BREWERY」プロジェクトで展開する、「SPRING VALLEY BREWERY」ブランドが2015年春から展開する通年アイテムと、ブルワリー併設店舗「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」〈スプリングバレーブルワリー東京〉および「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA」〈スプリングバレーブルワリー横浜〉の2店舗で提供する、新たなビール体験の一部について決定しました。

通年アイテムは、キリンのオンラインショップ「DRINX」においてプロトタイプ品を販売し、お客様からのご意見を参考に開発を進めているアイテムを中心とした5種です。既に発表しているフラッグシップビール「496」、ピルスナービールの「COPELAND」(コープランド)、そしてラズベリーを使ったフルーツビールタイプの「JAZZBERRY」(ジャズベリー)に加え、ホワイトビールの「on the cloud」(オンザクラウド)、そして濃色ビール「Afterdark」(アフターダーク)を2015年の春より展開していきます。

<「SPRING VALLEY BREWERY」通年アイテム概要>

  • 496
    • エールのような豊潤さと低温熟成ビールのようなキレ、IPA(インディアペールエール)のように濃密なホップ感が特長の革新的なフラッグシップビール。苦味・甘味・酸味の究極のバランスが楽しめる。
  • COPELAND
    • 麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和した、何杯でも飲みたくなる無濾過のピルスナー。一杯目にはもちろん、他のビールを楽しんだ後にもまた無性に飲みたくなる「立ち返る場所」となるビール。プロトタイプ品「Willy」の完成品。
  • JAZZBERRY
    • ラズベリーの爽やかな酸味がしっかりと感じられるフルーツビアタイプ。フルーティーなホップ香とほのかなラズベリーの香りの調和、華やかなルビー色の液色が特徴。肉やシーフードなど食事にも合う。プロトタイプ品「JZB」の完成品。
      ※日本の酒税法上の区分では発泡酒
  • on the cloud
    • 大麦に加え、小麦を使うことで醸し出される柔らかさとさわやかな味、ネルソンソーヴィンホップと上面発酵による白ワインのようなフルーティーで華やかな香りが楽しめるホワイトビール。プロトタイプ品「White Valley」の完成品。
  • Afterdark
    • 濃厚なのに飲みやすい、常識外れの濃色ビール。ロースト感や渋みを抑えた、柔らかな甘味と上質な苦味が楽しめる、香ばしくクリーミーな飲み心地。

また、「SPRING VALLEY BREWERY」の2店舗では、新たなビール体験の一つとして「ビア・インフューザー」を導入します。オリジナルビールをさらにカスタマイズして提供することができる装置で、「SPRING VALLEY BREWERY」のためにキリンのパッケージング技術研究所がオリジナルで開発を行いました。
この装置は、ホップやフルーツなどの自然素材にビールを通液※することで、香りや風味を付加し、自分好みにカスタマイズしたオリジナルビールを作ることができます。「SPRING VALLEY BREWERY」が新たなビア・カルチャーの創造に向け提唱する、「もっと自由なビールのあり方」を体現するため、後からミックスしてつくるビアカクテルではなく、ビール自体をカスタマイズするという自由な発想を実現しました。
「ビア・インフューザー」の導入では、自然素材を使用しそれを可視化することで、自然素材と酵母のみから作られるビールの無限の可能性を伝えていきます。

  • 装置内のホップやフルーツなどを入れたところに、ビールを通すこと。

キリンビールでは、ビールの未来をお客様とともに創造する「SPRING VALLEY BREWERY」プロジェクトをはじめとして、中長期的にビールをより魅力的にしていくための活動を展開していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

「SPRING VALLEY BREWERY」 ビア・インフューザー概要

(イメージCG)

  • デザインコンセプト
    • 「SPRING VALLEY BREWERY」では、注ぎ方によってビールの味わいというのは全く変わってしまうことから、ビールを注ぐことをビールを提供する為の手段ではなくビールづくりの最終工程と位置付けています。そこでビア・インフューザーはサーバー(提供するためのツール)ではなく製造設備の一部と考え、シリンダー構造や金属部品の質感をダイレクトに表現した本物が創りだす機能美にこだわり、塊感のあるベースとシンメトリーの構成により、店舗空間における象徴的な存在となることを目指しました。
      鏡面に磨かれた金属の仕上げは精度の高い機械の証であり、その輝きは、美味しいビールへの期待を膨らませ、目の前で自らのビールがカスタマイズされるライブ感と高揚感を増幅させます。
  • デザイン
  • 開発パートナー
    • きた産業株式会社

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