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[食領域]

<参考資料>「復興応援 キリン絆プロジェクト」、
福島県南相馬市「JAそうま トルコギキョウ生産部会」に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「咲かそうそうま。トルコギキョウ魅力アッププロジェクト」を応援~

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2015年9月17日

キリン株式会社

キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、福島県南相馬市「JAそうま トルコギキョウ生産部会」(部会長 堀千夏子)が取り組む、「咲かそうそうま。トルコギキョウ魅力アッププロジェクト」への支援金として、総額800万円を公益社団法人 日本フィランソロピー協会(理事長 髙橋陽子)の協力のもと9月17日(木)に助成します。

東日本大震災から4年半が経過し、JAそうま管内の農家では、震災・原発事故以降、風評の少ない花きを導入しようとする動きから、農業再生を目指して少しずつ、花き生産者が増えてきました。その中でも震災前、管内主要産地であった飯舘村のトルコギキョウに着目しました。「希望」の花言葉を持つトルコギキョウで新たな産地確立を目指し、JAそうま内に新たに生産部会が設立され、「咲かそうそうま。トルコギキョウ魅力アッププロジェクト」が立ち上げられました。このプロジェクトでは、全国の方に被災地域での復興への取り組みを知っていただくとともに、そうま産トルコギキョウのブランド育成に向けた活動を行います。今回の助成金は、本プロジェクトでのトルコギキョウ栽培技術の向上・ブランド育成・PR活動・生産拡大などに活用され、そうま地域のイメージ向上、および県内他地域との連携による花き生産地の拡大を目指します。

キリングループは、2011年に東日本大震災の復興支援活動として「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げ、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となり展開しています。今回の助成は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として、地域の農業支援として実施するものです。
当プロジェクトでは、復興支援として2014年までの3年間で約60億円を拠出してきました。当初、活動期間は3年間の予定でしたが、復興の現状を踏まえ、未来につながる絆を育むことを目指し2015年以降も引き続き、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を行います。

「復興応援 キリン絆プロジェクト」は、農業への復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、東日本大震災により被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、JAグループと連携し、稼動していない中古農業機械のリユースを行うなど、営農再開を支援してきました。農業機械支援金額は、5億2,100万円となり、農業機械386台が購入されました。福島県においては、1億5,300万円(農業機械61台分)の助成を行いました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、農産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額9億円の助成を行う予定です。
なお、福島県では、2014年までに農業復興支援第2ステージとして、総額2億1,073万5,000円の助成を行ってきましたが、2015年度は今回の助成も含めて、約1億円の追加助成を行う予定です。

被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

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