[食領域]
2016年6月9日
キリン株式会社
キリン株式会社(社長 磯崎功典)とキリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹)は、2015年春より「キリン アルカリイオンの水」に導入している国産最軽量の28.9gの2Lペットボトルにおいて、軽量化と強度を両立する技術が評価され、アジア包装連盟主催の「アジアスター2015コンテスト」において、「アジアスター賞」を、世界包装機構主催の「ワールドスター2016コンテスト」において、「ワールドスター賞」を受賞しました。また、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第40回木下賞 改善合理化部門」を受賞しました。
今回受賞した国産最軽量ペットボトルは、キリン株式会社パッケージング技術研究所とキリンビバレッジ株式会社が協働して開発したものです。
軽量化してもボトル強度を保持させるため、これまで分かっていた「波型溝」の効果についてさらに工夫を重ねました。より強度の高い形状設計を行うため、バネのように周状に斜めの溝を入れる「スパイラル型の溝」を採用するとともに、溝自体の幅や深さや角度に改良を加えることでさらなる強度向上を図り、倉庫の保管適性を有する形状を開発しました。
さらに、手の小さい女性でもボトルがしっかり掴めるよう、掴む部分(把持部)の寸法を最適にしたほか、飲み終わった小さな子どもの力でもペットボトルを簡単に潰すことができるようにボトル全体の溝の数を従来の12本から16本に増やすなど、工夫を凝らしています。
キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。