[食領域]
2016年10月14日
キリン株式会社
キリン株式会社(社長 磯崎功典)の飲料技術研究所(所長 吉田有人)が開発した当社の独自技術である「カフェインクリア製法」(特許取得済)が、2016年日本清涼飲料研究会(事務局 一般社団法人 全国清涼飲料工業会)において、栄誉ある「全国清涼飲料工業会賞」を受賞しました。
また、10月14日(金)に日本教育會館一ツ橋ホールにて表彰式が行われます。
「カフェインクリア製法」は、緑茶や紅茶の味や香りなどのおいしさを維持しながら、茶中のカフェインを選択的に吸着除去する当社の独自技術です。カフェイン除去の方法としては熱湯などで茶葉そのものからカフェインを洗い流す方法が一般的ですが、当社の飲料技術研究所では、味わいや香りを維持するため緑茶や紅茶の抽出液から除去する方法に挑戦しました。そして、カフェインを選択的に吸着する天然吸着剤を活用することにより、カフェイン除去とおいしさを両立するとともに、飲料適性と汎用性を兼ね備えた同製法の開発を実現しました。
本技術は、キリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹)が製造・販売する、ペットボトル緑茶飲料として世界初※1となるカフェインゼロの「キリン カフェインゼロ生茶」や、ペットボトル入り紅茶飲料で日本初※2となるカフェインゼロ※3、カロリーゼロ※4を実現した「キリン 午後の紅茶 こだわり素材」シリーズなどに活用しています。
キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。