[食領域]
~「農家で作る千年草原ファンプロジェクト」を応援~
2017年10月19日
キリン株式会社
キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、10月19日(木)に阿蘇千年草原コンソーシア(会長 山本剛宏)に対し、「農家で作る千年草原ファンプロジェクト」への支援金として、公益財団法人 日本財団会長(笹川陽平)の協力の下1,000万円を助成します。
阿蘇千年草原コンソーシアムは、阿蘇地域の農業者や原野組合の人々が中心となって作られた組織で、千年もの長い間守られてきた阿蘇の千年草原を、見るだけではなく実際に体験して、楽しみ(fun)、草原と火山を満喫し、好き(fan)になっていただくようなプランを提供していくことを目標としています。阿蘇千年草原コンソーシアムが手掛ける「農家で作る千年草原ファンプロジェクト」では、「阿蘇草原BBQ」※として、あか牛や草原野菜など阿蘇の草原から由来する食材を使用し、農業者が草原の中でおもてなしを行うことで、千年草原の価値を多くの方に知っていただく事業を展開します。
今回の支援金は、阿蘇草原BBQモニターツアーの実施、草原を活用したドローン散歩などのアクティビティ開発、阿蘇ならではの農産加工品づくり、情報発信、人材育成などの支援に活用されます。
「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」は“絆を育む”をテーマに、「食産業復興支援」「地域の活性化支援」「心と身体の元気サポート」という3つの幹で地域に寄り添い、熊本県の復興から未来へつながる活動の支援を推進しています。
今回の助成は、3つの幹のうち「食産業復興支援」として、熊本地震からの創造的復興に向けて、2016年12月21日に熊本県、日本財団と締結した、「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定に基づき、日本財団に設置したキリングループからの寄付による基金で行うものです。
また、熊本県の「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」とも連携し、民間企業、行政、公益財団法人が一体となり、それぞれの強みを掛け合わせ、補完し合うことで、より包括的かつきめ細やかな支援を実現することを目指しています。
復興に向けた課題は山積していますが、「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定に基づき、被災された皆様のお役に立つことで、将来世代のための創造的復興の加速につながるよう取り組んでいきます。
被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。
キリングループは「健康」「地域社会」「環境」という3つの社会課題に取り組み、お客様と共に幸せな未来をめざしていきます。