メルシャン株式会社(社長 代野照幸)の福島県産ブドウ100%で造る「日本のあわ 新鶴シャルドネ」、「シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ 2016」が、5月18日(金)に福島県にて開催された「第8回太平洋・島サミット 晩餐会」にて提供されました。
「第8回太平洋・島サミット 晩餐会」では、福島県産の旬の食材を取り入れた和食や福島県産日本酒等が提供されました。
その中で、当社の日本ワイン「シャトー・メルシャン」シリーズの原料用ブドウとして、1976年より契約栽培農家の皆さまと一緒に、福島県会津美里町新鶴地区で栽培に取り組んできた白ワイン用ブドウ品種「シャルドネ」から造るワインが2品選ばれました。
今回提供されたワインについて
- 「日本のあわ 新鶴シャルドネ」
福島県会津美里町新鶴地区の「シャルドネ」を使用し、軽快ですっきりとした印象ながら、パイナップルやトロピカルフルーツを思わせる芳醇な香りが心地よい、「シャルドネ」らしい厚みのある味わいが楽しめるスパークリングワインです。
(容量 720ml、価格 オープン価格)
- 「シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ 2016」
福島県会津美里町新鶴地区の、収穫量を抑えて栽培した畑のシャルドネを使用し、産地の個性を引き出したワインに仕上げました。ハリのある若々しさと心地よい酸味が楽しめるワインです。
(容量 750ml、価格 オープン価格)
福島県会津美里町新鶴地区
1976年から契約栽培農家の皆さんとともに、白ワイン用ブドウ品種「シャルドネ」の栽培に取り組んできた「シャトー・メルシャン」の原料用ブドウの産地です。水はけのよい丘陵地で、標高は200mと比較的低い平地ですが、盆地で内陸性気候のため、昼夜の寒暖差が大きく、良いブドウを栽培するには好条件です。
一方で、秋雨の量が多いため、健全に育ってきたブドウが一気に病害に襲われるなど、なかなか安定して質の良いブドウが収穫できないことが課題でした。これを一人の農家が独自の雨除け設備を設置した結果、糖度20度を超えるブドウが収穫できました。以来、雨よけ施設は新鶴地区すべての畑へと広がり、質の高いブドウを産み出し続けています。
今後も「シャトー・メルシャン」は、日本を代表するワイナリーとして、日本ワインのさらなる価値向上と国内外での認知拡大を目指した活動を続けていきます。
メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、さまざまな提案を続けていきます。