[食領域]
~独自開発の小型カメラを内蔵した「みまもり自動販売機」を2018年夏より設置~
2018年7月3日
キリンビバレッジバリューベンダー株式会社
キリンビバレッジバリューベンダー株式会社(社長 岩田実)と警視庁西新井警察署(署長 福山隆夫、以下 西新井警察署)は、7月3日(火)に「防犯活動に関する覚書」を締結しました。
本覚書は、「安全、安心なまち、西新井」の実現に向け、地域の防犯活動や防犯広報活動に相互に協力することを定めたものです。その一環として以下の取り組みを行うことで、地域の安全、安心に貢献していきます。
近年増加の一途をたどる「オレオレ詐欺」・「還付金詐欺」などの特殊詐欺撲滅に向け、キリンビバレッジ商品に啓発POPを取り付け、西新井警察署管内で開催されるイベントにて来場者に無料配布します。
啓発POPを取り付けた
商品のイメージ(上図)
キリンビバレッジバリューベンダーは、独自開発の小型カメラを内蔵した「みまもり自動販売機」の設置を、西新井警察署管内にて今夏より開始します。
飲料メーカーでは初となる商品サンプルに内蔵可能な小型カメラの開発により、人の目線での映像取得が可能となり、従来よりも映像確認がしやすくなります。
警視庁の調査によると、街頭防犯カメラの設置台数の増加に伴い、街頭犯罪認知件数※1は減少する傾向にあります。
一方で、自治体や警察による防犯カメラの増設は、高額な費用や設置場所の制限により、思うように進んでいないのが現状です。
そこで、「みまもり」を告知したPOPを取り付けた自動販売機を複数台設置することにより、地域の防犯意識を高めるとともに、万が一犯罪が発生した際の捜査の一助となることを目指します。
開発にあたっては西新井警察署より助言をいただき、画質や記録時間、映像提供までのスピード等、警察が求める仕様としています。
なお、カメラ内の記録媒体は西新井警察署の所有となるため、記録した映像はキリンビバレッジバリューベンダーでは閲覧できない仕組み※2となっています。
商品サンプルに内蔵する
専用小型カメラ(上左図)
今後は、通学路や女性や子どもが集う公園、公共施設に加え、賛同いただける民間企業等への設置を進めていきます。
キリングループは「健康」「地域社会」「環境」という3つの社会課題に取り組み、お客様と共に幸せな未来を目指していきます。