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[食領域]

キリングループの「健康経営」に向けた取り組みについて

  • その他

2018年7月4日

キリン株式会社

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、CSV(Creating Shared Value、社会と共有できる価値の創造)をキリングループ一体で推進するために、中長期的に目指す姿をCSVコミットメントとして2017年2月に策定しました。「酒類メーカーとしての責任」としてアルコール関連問題に取り組み、その上で、「健康」「地域社会」「環境」の3つの社会課題の解決に事業を通じて最重点に取り組んでいます。

3つの重点課題の1つ「健康」の取り組みのなかでは、「健康経営の実現」もテーマに掲げています。近年の雇用労働環境の変化により、従業員の心と体の健康問題にはより関心が集まっています。キリングループは、「食と健康」の新たなよろこびを広げていく企業として、お客様に新しい価値をお届けするイノベーションを生み出せるよう、従業員が生き生きと働ける環境を醸成し、組織能力の強化につなげています。2017年3月には、経営トップのメッセージとして「キリン健康宣言」を全従業員向けに発信し、①柔軟な働き方を実現する制度導入・施策展開と業務効率化による働き方改革の推進、②従業員1人ひとりが明るく健康で、生き生きと働くことができる環境づくり、などに取り組んでいます。
特に、「メンタルヘルス」「生活習慣病」「お酒との付き合い方」を重点課題として、従業員の健康状態を把握し、専門医との連携などにより、啓発・指導・改善に取り組んでいます。

① 柔軟な働き方を実現する制度導入・施策展開と業務効率化による働き方改革の推進

働く「場所」の自由度拡大

  • 私物パソコンから仮想デスクトップへの接続サービスの開始(2016年12月導入)
  • スマートフォンによる決裁承認の導入(2016年11月導入)
  • 在宅勤務制度の利用可能日数月8回へ拡大、時間単位利用の導入、自宅以外の勤務場所の柔軟化(2017年4月実施)

働く「時間」の自由度拡大

  • 全事業所フレックスコアタイムの廃止(2017年4月)
  • 企画業務型裁量労働制の本格導入(2017年4月)

業務効率化・総労働時間削減をサポート

  • 勤務間インターバルの導入(2018年2月)
  • 「なりキリンママ・パパ※1」全社展開の開始(2018年2月)
  • 部門別「総労働時間」「会議時間」の見える化(2017年4月)
  • ※1 仕事と育児・介護などを両立するママ・パパに1ヶ月なりきり、業務上の相互理解や連携を高め、組織能力の向上や労働生産性を高めることを目指したキリン独自の取り組み。

② 明るく健康で、生き生きと働くことができる環境づくり

  • 本社マルチスペースでのヘルシー弁当の販売(2013年5月)、カット野菜やスムージー等の販売(2016年11月)
  • 本社ビルでの健康相談室の設置
  • 定期健康診断の2次検査費用の補助
  • 年1回「リーダー層へのメンタルヘルス」「お酒との付き合い方」に関するeラーニングの実施、若手社員へのメンタルヘルス研修の実施
  • 健康保険組合主催の健康セミナーの実施
  • 健康リテラシー向上に向けた新たな「健康管理アプリ」の導入(2018年秋予定)

キリングループは「健康」「地域社会」「環境」という3つの社会課題に取り組み、お客様と共に幸せな未来をめざしていきます。

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