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「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」オープン

~長野県塩尻市のブドウ産地とともに、日本ワインのさらなる価値向上・普及を目指して~

  • その他

2018年9月5日

メルシャン株式会社

メルシャン株式会社(社長 代野照幸)は、長野県塩尻市に、新たに「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」を、2018年9月8日(土)にオープンします。

2018年9月下旬より、「桔梗ヶ原ヴィンヤード」で収穫したブドウの仕込みを開始します。初年度の仕込み量は約1,000~1,500箱分(720ml×12本換算)を目指します。

「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」は、1989年に日本ワインとして初めて国際ワインコンクールで大金賞を獲得した「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー1985」の流れをくむ、「シャトー・メルシャン」のアイコンシリーズ「桔梗ヶ原メルロー シグナチャー」、テロワールシリーズ「桔梗ヶ原メルロー」、ワイナリー限定発売「桔梗ヶ原メルロー ロゼ」の醸造に特化した、ガレージワイナリー※です。

  • 車庫(ガレージ)のような小規模のスペースで高品質なワインを造るワイナリー

ワイナリー外観と箱庭ヴィンヤード

当ワイナリーは、大黒葡萄酒(現メルシャン)の「塩尻工場」として1938年に開場した歴史ある建物を活かして、内部をリノベーションし、新たに醸造設備を設置しました。また、塩尻工場開場時より貯蔵に使用していた歴史のある大樽を保存展示し、お客様に公開します。さらに、小さなテイスティング・ワイン販売コーナーを設置し、年間に数日ワイナリー公開日を設け、お客様をお迎えします。

当社は、長野県塩尻市に初めて工場を開設して80年目を迎える節目の年に、新たにワイナリーをオープンします。長年に亘り、「シャトー・メルシャン」のワイン造り・ブドウづくりを支えていただいている塩尻市のさらなる活性化に向けて、地域の皆様とともに取り組んでいきます。

「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」の特長

  • ワイナリーのコンセプト
    日本ワインの品質を世界に知らしめたブドウ産地「桔梗ヶ原」で、これからも世界品質のワイン造りと向き合う、ガレージワイナリーです。
  • 設備のポイント
    塩尻工場の建屋の半地下の構造を生かし、重力に従って優しくブドウ果実やワインを移動させる「グラビティ・フロー」を意識した設計としました。赤ワインに特化したワイナリーとして、樽庫は、1年目と2年目の育成期間ごとに育成できるよう、2つに分けた仕様としました。また、新たに小型ステンレスの発酵タンクや、育成用のオーク樽、瓶詰設備を設置しました。
  • “箱庭”ヴィンヤード
    当社で初めてメルローの垣根栽培を試した畑で、桔梗ヶ原地区での栽培戦略を考えるうえで、重要な試験栽培畑です。敷地の中の小さな畑への親しみを込めて“箱庭”と名付けました。
  • テイスティング・ワイン販売コーナー(醸造棟内)
    一般公開日には、お客様に、約10種類のワインのスティングをお楽しみいただくとともに、限定希少ワインや、塩尻工場開場時より使用してきた大樽の材木を使用し、ワイナリー誕生記念として限定で制作したソムリエナイフ「ラギオール アン オブラック」を販売します。
  • その他詳細は、ブランドサイトを参照ください。

メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、さまざまな提案を続けていきます。

「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」概要

名称
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー
所在地
長野県塩尻市大字宗賀1298-80
オープン日
2018年9月8日(土)
2018年一般公開日
9月8日(土)、9月15日(土)、9月16日(日)、9月22日(土)、10月27日(土)、11月10日(土)
  • 公開時間 各日とも12:30~16:00
操業開始(予定)
2018年9月下旬
建設内容
建屋内部リニューアルと醸造設備の新設
敷地面積
7392.86㎡
製造棟面積
1023.51㎡(3棟)
ワイナリー長
勝野 泰朗
スタッフ数
6名 ※2018年9月現在
初年度仕込み計画
約1,000~1,500箱(2018年度)※720ml×12本換算
製造能力
最大50t(年間)
製造製品
ワイン
建設会社
鍋林建工株式会社(所在地:長野県松本市大字島内3501-1)
ブランドサイト
www.chateaumercian.com

シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー
シグナチャー

勝野 泰朗ワイナリー長、
塩尻工場開場時から使用されてきた貯蔵用大樽の前で

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