[食領域]
~市場活性化に期待!EPAで、チリワインは4月に、欧州産ワインは2月に関税撤廃~
2019年1月31日
メルシャン株式会社
財務省関税局貿易統計によると、チリワインの2018年の年間輸入数量は約5万1千KLとなり、4年連続で1位となりました※。
チリワインは、中高価格帯も含めた豊富なラインアップを持ち、コストパフォーマンスに優れた品質がお客様に広く認知されています。手頃な価格と飲みやすい味わいが支持されています。
2007年9月に日本とチリ二国間の「日本チリ経済連携協定」が発効され、ワインの関税は12年かけて段階的に削減され、2019年4月に完全撤廃となります。この12年間で、チリワインの輸入量は約5倍に拡大しました。
2018年輸入ワインの構成比は、輸入量1位のチリワインが約3割を占め、2位のフランス、3位イタリア、4位スペインなどを含めた欧州産ワイントータルでは約6割を占めています。
日欧EPAが2019年2月に発効され、ワインの関税は即時撤廃となります。欧州産ワインの関税撤廃により、ワイン市場全体のさらなる活性化が期待できます。
2018年メルシャンは、チリNO.1※ワイナリー コンチャ・イ・トロ社の中価格帯「カッシェロ・デル・ディアブロ」、デイリーワインブランド「フロンテラ」に注力し、それぞれの魅力・価値をお伝えしてきました。その結果2018年の販売数量前年比では、中価格帯の「カッシェロ・デル・ディアブロ」が+7%、デイリーワインの「フロンテラ」が+20%と、市場を上回り大きく伸長しています。
1883年に創業され、130年以上の歴史を誇るチリのコンチャ・イ・トロ社が造るプレミアム・ワインです。あまりのおいしさから盗み飲みが絶えなかったため、創立者ドン・メルチョー氏が「この蔵には悪魔が棲んでいる」という噂を流したところ、その噂は炎のように瞬く間に広まり、その美酒を守ったという伝説を持つワインです。
ブドウ品種の特長をシンプルに表現した豊富なラインアップと、手頃な価格でありながら、フレッシュでバランスがよい飲み飽きない味わいが特長です。2018年の年間販売数量は前年比+20%と大きく伸長するとともに、60万ケース(750ml×12本換算)を突破し、2000年の発売以来過去最高を記録しました。
チリの大地が育んだ「ピノ・ノワール」種を85%以上使用しています。明るいルビー・レッドの色調、チェリーやフランボワーズなど赤いフルーツの香りが豊かに感じられます。フレッシュで軽快な酸と繊細なタンニンが溶け合う、柔らかな飲み口が特長のワインです。
2019年2月1日(金)の日欧EPA発効により、注目が集まる欧州産ワインから、1,000円前後の価格帯で、ロゼ・オーガニックやスパークリングワインの新商品を発売し、さらなる市場の活性化を図ります。
品質にこだわったリーズナブルなオーガニックワインで、「ワインと一緒に食事を楽しむことで、より豊かで健康的なライフスタイルを促進するべきである」という哲学に基づいて造られています。ラベルに描かれた「円を描く羊」は、地球環境や自然の持続可能なライフサイクルを表現しています。
淡いイチゴのような色合いで、フレッシュなベリー系のアロマに花の香りのニュアンスが感じられます。凝縮感があるやや辛口の余韻で、軽快な酸味と爽やかな味わいのバランスが取れているワインです。
カバの創始者であるコドーニュ社の、コストパフォーマンスに優れたスパークリングワインで、スペインの伝統的なブドウ品種「マカベオ」、「チャレッロ」、「パレリャーダ」を使用し、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られています。
明るく淡い緑がかった黄色で、繊細で長く続く泡が特長です。花、柑橘類、青りんごを思わせるさわやかな香りに、ハチミツやトーストのような熟成香をお楽しみいただけます。フレッシュではつらつとした軽やかな飲み心地のワインです。
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