[食領域]
キリングループ・上田市による「ワイン産業振興を軸にした地域活性化に関する包括連携協定」の締結について
- CSV
2019年12月05日
キリンホールディングス株式会社
キリングループ(キリンホールディングス株式会社:社長 磯崎功典、メルシャン株式会社:社長 長林道生、キリンビール株式会社:社長 布施孝之、キリンビバレッジ株式会社:社長 堀口英樹)と上田市(市長 土屋陽一)は、「ワイン産業振興を軸にした地域活性化に関する包括連携協定」を12月5日(木)に締結します。
キリングループは、CSV※1経営を掲げ、お酒を扱う企業としてまずアルコール関連問題の解決に取り組み、その上で、特に事業と関係の深い「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に取り組んでいます。
- CSV:Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。
本協定は、本年9月に開業した上田市初のワイナリーとなる「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」を拠点とし、長野県上田市の地域課題を解決する「ワイン文化醸成」、「地域産業活性」を中心とした取り組みにより、上田市の活性化を図るため、相互に協力することを定めたものです。
キリングループは、連携概要のうち「人材育成・人事交流」、「マルシェやワインツーリズムなどの地域産業」の2つを連携の柱と位置づけ、上田市とキリングループが持つビジョン・資源・ノウハウ等を掛け合わせ、未来の地域を担う若手人材の育成や、横断的な産業の取り組みを通じて、上田市の活性化に貢献していきます。
連携事項について
1)地域活性のための人材育成に関すること。
2)地域産業との連携・協力に関すること。
3)環境保全・資源循環に関すること。
4)高齢者・障がい者の支援に関すること。
5)子ども・青少年の育成に関すること。
6)食育・健康増進に関すること。
7)地域防災・災害対策に関すること。
「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」について
上田市丸子地区陣場台地に2003年に開園した「椀子ヴィンヤード」内に9月21日(土)にオープンした、360度畑に囲まれた“ブドウ栽培からワイン造りまでを公開するブティックワイナリー※2”です。
地域との絆づくりを事業課題とし、地元の方の雇用の創出や観光資源としてのワイナリーの活用などを中心とした「地域との共生」、ブドウ畑の環境保全や希少生物の再生活動を行う「自然との共生」、子どもたちへの農業体験や、近隣ワイナリーとの技術交流による日本ワインの発展に貢献する「未来との共生」という3つの共生を柱として、地域と調和するワイナリーを目指します。
- セラードア(直販)機能を備え、中規模かつ品質志向をもつワイナリー
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。