[食領域]
キリンビール・キリンビバレッジがFSC®認証紙の採用100%を達成
~2020年末まで、国内飲料会社で紙製容器包装に使用する全ての紙のFSC®認証紙への100%切り替えを目指して~
- CSV
2019年12月09日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、2020年末までに酒類・清涼飲料など国内の飲料グループ会社※1の紙製容器包装に使用する全ての紙を、FSC®認証紙へ100%※2切り替えることを目指しています。このたび、11月末時点でキリンビール株式会社(社長 布施孝之、以下 キリンビール)とキリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹、以下 キリンビバレッジ)でFSC®認証紙の採用100%を達成しました。
- キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社、メルシャン株式会社
- 限定商品、少量品種、特殊な形状、輸入品等を除く
キリングループでは、キリンビバレッジが2016年に初めて「トロピカーナ250ml紙パック」にFSC®認証紙を採用し、FSC®認証ラベルをパッケージに配しました。キリンビールでも、2017年にビール類6缶パックや「キリン一番搾り生ビールセット」のギフト箱と、順次採用してきました。
製品用段ボールもその対象であり、2019年からはお客様へのFSC®認証の仕組みの理解浸透と、当グループの取り組みをより広く知っていただくことを目的に、FSC®ロゴを視覚的に見つけやすいように、ビール類6缶パックおよび製品用段ボールの天面にも配しました。
また、容器包装以外でも多くの紙を使っていることから、事務用紙についても2020年末までにFSC®認証紙または古紙を使用した紙100%使用を目指すことを宣言しています。現在では、名刺、封筒、コピー用紙などがFSC®認証紙に切り替わっており、今年から新たに「KIRIN」のロゴのついた紙袋にも採用しています。このような取り組みは、貴重な森林の保全と気候変動問題への対応にもつながっています。
キリングループの「FSC®認証紙」導入事例
当社は、「キリングループ長期環境ビジョン」の中で「水資源」「生物資源」「容器包装」「地球温暖化」の4つの柱を重要なテーマとして掲げています。FSC®認証紙への切り替えは「生物資源」と「容器包装」のテーマに該当し、容器包装の材料の持続可能性を高めることで、“持続的な生物資源使用、容器包装使用”を実現するための取り組みです。
FSC®認証とは
FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際的な機関です。パッケージのFSC®認証ラベルは、その原材料が適切に管理された森林資源および再生資源などから作られ、責任を持って調達されたことを意味します。(FSC® C137754)
キリングループは、「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。
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