「キリングループ環境ビジョン2050」策定
~ポジティブインパクトで、豊かな地球を~
- CSV
2020年02月10日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、2013年に地球環境の課題認識を発展させ、2050年を見据えた長期戦略「キリングループ 長期環境ビジョン」を策定し、その実現に向けて事業を展開してきました。しかし、パリ協定を起点に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)※1」などの国際的なイニシアティブが数多く立ち上がり、また、プラスチックによる海洋汚染が世界的な問題として議論されるなど、環境に対する世界の動向は大きく変わってきています。さらに、企業が行う環境に対する取り組みについても、自社で完結するものから、社会全体へポジティブな影響を与えられるものへと変化してきています。
こうした中、キリングループでは従来の環境ビジョンを見直し、社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定しました。わたしたちはこの新しいビジョンの下、これからの世代を担う若者をはじめとする社会とともに、こころ豊かな地球を次世代につなげていきます。
- The Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略
キリングループ環境ビジョン2050
また、2019年に発表した長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※2先進企業となる」ことを目指すことを宣言しました。KV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針「キリングループCSVパーパス」を策定していましたが、この度の「キリングループ環境ビジョン2050」の策定にあたり、「環境」のパーパスを改訂します。
- Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。
【長期非財務目標「キリングループCSVパーパス」図】
今後もキリングループは、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いを、バリューチェーンに かかわるすべての人々と共につないでいくために、さまざまな社会課題に対する取り組みを積極的に進めていきます。
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