[食領域]
~「生茶」をCSV※1のフラッグシップブランドとして「環境」に配慮した取り組みを推進~
2021年1月21日
キリンビバレッジ株式会社
キリンビバレッジ株式会社(社長 堀口英樹)は、再生ペット樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」を採用した「キリン 生茶」(600ml)と「キリン 生茶 ほうじ煎茶」(600ml)を全国のコンビニエンスストアで2021年3月中旬より順次新発売します。また、全国の量販店で「キリン 生茶 ラベルレス6本パック」と「キリン 生茶 ほうじ煎茶 ラベルレス6本パック」を、EC限定で「キリン 生茶 ラベルレス」と「キリン 生茶 ほうじ煎茶 ラベルレス」を、2021年3月23日(火)より新発売し、環境に配慮した取り組みを推進していきます。
昨今、若年層を中心に社会の持続可能性を追求する企業やブランドへの支持が高まっています。またSDGsに関する教育が小学校で義務化されるなど、今後ますます自然や社会との共生意識が高まっていくことが見込まれます。
こうした社会背景を受け、当社は「生」ならではのおいしさと、現代的でナチュラルなイメージを持つ「生茶」ブランドから環境に配慮した商品を発売し、これまで愛飲いただいているお客様だけでなく、若年層を含めた幅広いお客様に「生茶」ブランドに共感を頂くことで、さらなるお客様との接点拡大を目指します。
なお、今回の「R100ペットボトル」採用商品とラベルレス商品の発売により、年間約1,400トンのプラスチック樹脂使用量削減※2と、年間約1,300トンのCO2排出量削減※2が可能となります。
このような取り組みを通じて、2021年の「生茶」ブランドは前年比6%増となる2,980万ケースの販売を目指し、当社を代表するCSVのフラッグシップブランドとして、無糖茶市場の活性化に貢献するとともに、プラスチックに関する社会課題解決への貢献を目指します。
キリングループは、「食から医にわたる領域」で価値を創造し、世界のCSV先進企業になることを目指しています。CSVの「環境」取り組みの一環として、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに「日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にする」ことを掲げています。
その目標達成に向けた具体策として、2019年6月より「キリン 生茶デカフェ」に「R100ペットボトル」を、2020年12月より「キリン 生茶」(555ml)にラベルを薄く面積も小さくした「ロールラベル」の採用を開始し、順次拡大しています。
さらに、2020年12月には、三菱ケミカル株式会社(社長 和賀昌之)とケミカルリサイクル※3によるペットの再資源化に向けた技術検討と実用化を目指す共同プロジェクトを開始し、「プラスチックが循環し続ける社会」の実現を目指していきます。
今後もキリングループは、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いを、バリューチェーンにかかわるすべての人々と共につないでいくために、さまざまな社会課題に対する取り組みを積極的に進めていきます。
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