[ヘルスサイエンス領域]

プラズマ乳酸菌の発見・研究・事業化が第11回技術経営・イノベーション大賞 文部科学大臣賞を受賞

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2023年1月25日

キリンホールディングス株式会社

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、世の中を変革する優れたイノベーション事例を表彰する「第11回技術経営・イノベーション大賞」(主催:一般社団法人科学技術と経済の会)において、プラズマ乳酸菌の発見・研究・事業化で、文部科学大臣賞を受賞しました。

受賞テーマ:プラズマ乳酸菌の研究開発(事業化と食品免疫市場創出)

  • プラズマ乳酸菌

評価のポイント

・乳酸菌という安全な食品素材でありながら、免疫の司令塔「プラズマサイトイド樹状細胞」に直接働きかけ、免疫を維持する「プラズマ乳酸菌」を世界で初めて※1発見したこと

・プラズマ乳酸菌の作用メカニズム・効果・安全性を、数々の臨床・非臨床研究に裏付けられた31報の学術論文発表によって解明し、科学的なエビデンスの高さが認められること

・信頼性の高い研究成果によって、これまで困難とされてきた免疫機能の機能性表示食品として日本で初めて受理されたこと

・プラズマ乳酸菌の、少量で、生きた状態(生菌)でなくても効果を発揮する特性を生かし、国内外の企業と連携して幅広い商品展開を行い、免疫市場の創造・拡大が期待されること

・国内に加え、アメリカ、マレーシア、ベトナムなどの大学・研究機関とともに素材の研究が進められており、今後さらなる効果の解明が期待されること
※1 ヒトでpDCに働きかけることが世界で初めて論文報告された乳酸菌(PubMed及び医学中央雑誌Webの掲載情報に基づく)

受賞者コメント:キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部部長 藤原 大介

このたびは栄誉ある技術経営・イノベーション大賞 文部科学大臣賞に選出いただき心より御礼申し上げます。当社の35年以上にわたる免疫研究の背景を生かし、お客様の健康課題に、食の企業として何ができるかを考え、「プラズマ乳酸菌」の着想を得ました。昨今の健康意識の高まりによって、健康の土台として「免疫」の重要性については理解が進んでいますが、免疫をケアする具体的な手段はまだ広く認知されていません。私たちはこの技術を社内に留めずに、当社の理念に共感頂ける国内外のパートナー企業の皆様とともに、幅広いラインアップで手軽に免疫ケアできる商品をお届けしたいと考えています。今後もプラズマ乳酸菌のさらなる研究開発・商品化に取り組むことで、お客様の健康で幸せな毎日に貢献してまいります。

キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」において、「食領域」と「医領域」に加え、長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)を立ち上げ、育成してきました。中でも「免疫」領域においては、「プラズマ乳酸菌」を中心に研究、商品化を進め、CSV※2経営において重要な「健康」という社会課題解決に取り組んできました。
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

参考:第11回 技経経営・イノベーション大賞 ニュースリリース
URL:https://www.jates.or.jp/dcms_media/other/11th_Tech_and_Innov_Award.pdfPDF:4.6MB
(2023年1月25日(水)10時 一般社団法人科学技術と経済の会より配信)

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ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。

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