「キリングループ多様性推進プラン(“KIRIN Diversity, Equity and Inclusion Plan”)」を策定
~3つの柱からなる新たな多様性推進戦略を策定し、「多様な人財と挑戦する風土」の実現を加速~
- 人事
2023年1月31日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、多様な人財が最大限の能力を発揮できる環境を整備し、イノベーションを加速させるため「キリングループ多様性推進プラン(“KIRIN Diversity, Equity and Inclusion Plan”)」を策定しました。
キリングループでは、2019年に長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(KV2027)」を策定し、「世界のCSV※先進企業となる」ことを目指しています。その中で「イノベーションを実現する組織能力」の1つとして「多様な人財と挑戦する風土」を掲げています。
近年、外部環境変化の激しい不確実性が高い時代に突入しており、グループを取り巻く事業環境も厳しさを増しています。このような状況において、食から医にわたるユニークな事業ポートフォリオを持つキリングループが持続的に成長するためには、「人的資本経営」を実践し、CSV経営に共感する多様な人財が、個々の可能性を最大限に発揮してイノベーションを加速させる必要があります。
※ Creating Shared Value。社会と共有できる価値の創造
このような背景を受け、当社ではイノベーション実現の推進力である多様性を、改めて人財戦略の重要な取り組みと位置付けました。今後は「Diversity」「Equity」「Inclusion」の3つの柱からなる新たな「キリングループ多様性推進プラン」に沿って、「多様な人財と挑戦する風土」の実現を加速していきます。
キリングループ多様性推進プラン (“KIRIN Diversity, Equity and Inclusion Plan”)
キリングループが多様性推進を通じて目指す姿
従業員一人一人が多様な視点や価値観を発揮できる環境を整え、互いに受容し合うことを通じて、多様な人財が持つ可能性が最大限に発揮され、イノベーションを加速している状態
「キリングループ多様性推進プラン」の3つの柱
・「Diversity」:人財の属性を多様化する × 個々の視点/価値観を多様化する
・「Equity」:多様な人財の活躍を阻む障壁を解消する
・「Inclusion」:多様な視点/価値観の違いを受け止め、その違いを生かす
行動目標
・「Diversity」:多様な人財の採用を推進するとともに、女性の経営職へのチャレンジの促進などを通じて、意思決定層の多様性を拡大する。社内外の資源を活用し、従業員の自律的な成長やキャリア形成を促すことを通じて、新たな視点・価値観の獲得を支援する。
・「Equity」:多様な人財の活躍・挑戦の支援を目的に、属性ごとに活躍を阻む障壁を解消する方向性を定め、取り組みを進めるとともに、多様な人財の特性やアンコンシャス・バイアスへの理解を促進する。
・「Inclusion」:心理的安全性の高い組織づくりと「違いを力に変える」の実践を推進する。
2023年の主な取り組み(国内グループ会社が対象)
・“「Equity」の加速”のため、「Equity」の観点からの制度改正、男性の育休取得促進、経営職を対象としたアンコンシャス・バイアストレーニング、プライド月間(6月)などを実施する。
・「心理的安全性の高い組織づくり」のため、経営職を対象とした研修や、グループワークなどを実施する。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
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