[ヘルスサイエンス領域]
ヘルスサイエンス事業本部内に「ヘルスサイエンス研究所」を新設
~市場・お客様分析を踏まえた最先端の研究成果を創出し、事業活用を加速する体制に スペシャリティ素材の機能開発・機能性表示食品化加速、機能認知向上も目指す~
- 研究・技術
2023年3月31日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、2023年4月1日(土)より新たに「ヘルスサイエンス研究所」(所長 藤原大介)を設置します。
これまで、ヘルスサイエンス領域の基礎・応用研究はキリン中央研究所(所長 矢島宏昭)が、研究成果の事業への実装、機能性表示食品届出などはヘルスサイエンス事業部が担っていました。今回、これらの組織を統合することで、市場やお客様の健康課題をより正確に把握し、最先端のヘルスサイエンス研究成果を創出し、事業活用を加速させる体制へ移行します。また新たな機能開発や機能性表示食品化の加速、研究とマーケティングの連動による素材の機能認知向上も目指します。
背景
当社は、キリン中央研究所、飲料未来研究所、パッケージイノベーション研究所で、「食領域」と「ヘルスサイエンス領域」の研究開発活動を行っています。
中でもキリン中央研究所は「ヘルスサイエンス領域」の研究を担い、健康機能性素材や食品を開発し、その機能についても、さまざまな科学的根拠を明らかにしてきました。この成果創出をさらに加速させるために、事業と研究開発部門を密接に連動させることが必要だと考えました。
ヘルスサイエンス研究所 設立の目的
今回、「プラズマ乳酸菌」「ヒトミルクオリゴ糖」「シチコリン」をはじめとするスペシャリティ素材の価値を高め、事業計画を力強く実行することを目的に、キリン中央研究所の一部と、ヘルスサイエンス事業部の一部を統合し、ヘルスサイエンス事業本部内に「ヘルスサイエンス研究所」を新設します。
事業本部内に研究所を設置することで、より市場やお客様の声・健康課題を見据えた研究体制を構築します。同時に、ヘルスサイエンス事業部が持つ商品・事業・生産技術開発の知見と、キリン中央研究所が持つ研究力を掛け合わせることで、素材・商品の機能における新たなエビデンスの取得、機能性表示食品化の加速、研究とマーケティングの連動による素材の機能認知向上も目指します。
なお、ヘルスサイエンス領域におけるシーズ創出を目的とした中長期的な基礎・応用研究は、引き続きキリン中央研究所で行い、持続的な事業の発展を目指します。
事業所概要
1.事業所名 | ヘルスサイエンス事業本部 ヘルスサイエンス研究所 |
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2.設立日 | 2023年4月1日(土) |
3.所長 | 藤原大介 |
4.所在地 |
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)・中野本社の2拠点制とする ①湘南ヘルスイノベーションパーク:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地1 ②中野本社:東京都中野区中野四丁目10番1号 中野セントラルパークサウス |
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
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