第12回 日本HRチャレンジ大賞において「KIRIN naturals」での適正飲酒プログラムが「人材サービス優秀賞(人材マネジメント部門)」を受賞!
~行動変容を無理なく持続的に促す点が評価され、従業員のWell-being※1向上に貢献~
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2023年6月15日
キリンビバレッジ株式会社
キリンビバレッジ株式会社(社長 吉村透留、以下キリンビバレッジ)が法人向けサービスとして展開する健康経営トータル支援サービス「KIRIN naturals(キリン ナチュラルズ)」における適正飲酒プログラムが、第12回 日本HRチャレンジ大賞において、「人材サービス優秀賞(人材マネジメント部門)」を受賞しました。日本HRチャレンジ大賞での受賞は、キリングループとしては初の受賞となります。
※1 「KIRIN naturals」の実証実験において、「Well-being」を「ココロ・カラダ・キズナの健康」と定義
キリングループは、CSV※2経営を掲げており、酒類を製造販売する企業グループの責任として、不適切な飲酒による健康障害などのアルコール有害摂取の根絶に向けて取り組んでいます。
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
受賞理由(日本HRチャレンジ大賞事務局からの講評コメント)
「KIRIN naturals」では、従業員の飲酒量に対する管理栄養士のアドバイスを通じて、従業員の適正飲酒習慣を支援するプログラムを提供。従来の啓発プログラムだけでは難しかった問題飲酒者の行動変容を無理なく持続的に促す結果が得られ、従業員の適正飲酒リテラシー向上とともに、適正飲酒により心身健康にアプローチすることで従業員のWell-being向上にも寄与するサービスであると、高く評価されました。
「KIRIN naturals」での適正飲酒プログラムについて
「KIRIN naturals」の適正飲酒プログラムは、2023年4月より「KIRIN naturals」の契約法人企業にて本格展開を進めています。本プログラムでは、LINEを活用して飲酒量を記録し、管理栄養士のアドバイスを通じた適正飲酒習慣の支援や、「キリン グリーンズフリー」を中心としたノンアルコール飲料を活用した置き換え習慣の推進などを行い、従業員の適正飲酒習慣を支援しています。2023年2月に先行して導入した株式会社日立社会情報サービス(代表取締役 取締役社長:北川 高維)からは、高い評価をいただいています。「ノンアルコールドリンクを活用し無理なく酒量を減らせた」、「適正飲酒量が分かり、それを気にしながらお酒を楽しむことができた」などのお声をいただき、日々の記録を意識改善のきっかけ作りとして、前向きに取り組んでいただけました。これを受け、6月1日(木)より2回目のプログラムを実施しています。
今後は、適正飲酒プログラムに加え、適量のお酒をゆっくりと楽しむことを提唱する「スロードリンク®」の提案なども行い、従業員の健康提案を行っていきます。
「日本HRチャレンジ大賞」について
「日本HRチャレンジ大賞」は、“人材領域の果敢なチャレンジが日本社会を元気にする”をキャッチフレーズに、人材領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰するものです。経営層や人事部門などが人材領域で積極的にチャレンジする企業を表彰することで、日本社会の活性化促進を目的としています。2012年にスタートし、2023年で12回目の開催となります。自社の社員に向けた取り組みを対象とした「人事部門」、顧客企業に向けて提供するサービスを対象とした「人材サービス部門」の2つから構成されています。
(参考)「第12回 日本HRチャレンジ大賞」:https://hr-souken.jp/challenge_award/
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
「KIRIN naturals」について ~企業の健康経営を支援する法人向けサービス~
キリンビバレッジでは、企業の健康経営トータル支援サービスとして、「KIRIN naturals」を展開しています。「KIRIN naturals」は、動画・eラーニング・サーベイなどの多彩な機能と分析支援で、施策立案から効果検証が可能な「ウェルネスストア」と、従業員の健康的な食習慣をサポートする、飲料や食品の置き型サービスの「ウェルネススタンド」の2プランを展開し、企業の課題に合わせて、最適なソリューションを提案しています。「ウェルネスストア」は、企業からの多数の要望を反映させ、2022年12月に大幅にコンテンツ内容を刷新しました。2019年1月より展開を始めて、2023年5月時点では490拠点に導入されています。今後もお客様のニーズに対応するためコンテンツの充実に取り組み、企業の健康経営のサポートを行っていきます。
「KIRIN naturals」に関するWebサイト(企業向け):https://k-naturals.jp/
「KIRIN naturals」における適正飲酒プログラムの概要
①管理栄養士のアドバイスを通じた、適正飲酒習慣の支援
・LINEを活用し、飲酒量に対する目標設定および自身の日々の飲酒量の記録を行います。
・プログラム期間中は、管理栄養士より、飲酒量に応じたフィードバックや健康に役立つ動画コンテンツおよびコメントがLINE上に届き、飲酒習慣改善を支援します。LINE上では、管理栄養士への質問も可能です。
・飲酒量を記録するコンテンツは、医師開発のSNAPPY-DOCを使用します。自身の飲酒量をLINEに記録し、管理栄養士によるアドバイスを通じて、従業員の適正飲酒習慣を支援するプログラムです。
②ノンアルコール飲料を活用した置き換え習慣の推進
・「キリン グリーンズフリー」を中心としたキリンのノンアルコール飲料を参加者へ配布し、アルコール飲料との置き換え習慣を推進することで、飲酒量のコントロールを支援します。
③長年キリングループが取り組んできた適正飲酒啓発の知見を活用し、1ヶ月間のプログラム参加率※3 85%、アルコール摂取量の低減率※4 16%、飲酒習慣の改善率49%、改善意識80%、継続意向90%を実現。
対象者:適正飲酒プログラム参加者91名(記録期間:2023年2月7日(火)~3月5日(日))
※3 プログラム期間中の対象者の平均記録率
※4 対象者における、プログラム開始1週目と4週目の純アルコール摂取量の比較
「スロードリンク®」について
キリングループは、お酒の時間をゆっくり楽しみ、誰かと語り合いながら、食事のおいしさによろこび、ほどよく飲んで、スマートに心地よく過ごすことを「スロードリンク®」と呼び、新しい飲み方として提案しています。2019年に「スロードリンク®」のオフィシャルロゴを制作し、酒類メーカーとして適正飲酒啓発活動の中で、新たなお酒の価値の提案を続けています。
キリングループの事業環境においても、アルコールの有害摂取による健康課題など、企業への社会課題解決の期待が急速に高まり、対応が急務となっています。キリングループは、アルコールの有害摂取根絶(Zero Harmful Drinking)に向けた取り組みを着実に進展させ、次世代にお酒の文化を継承していきます。
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