[食領域]
~「シャトー・メルシャン」初のEU輸出で、日本ワイン産業の発展に貢献~
「シャトー・メルシャン」イタリアへの輸出を開始
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2023年10月31日
メルシャン株式会社
メルシャン株式会社(社長 長林道生)は、日本ワイン「シャトー・メルシャン」で、米国、シンガポール、香港、英国に続き、イタリアへの輸出を2023年11月中旬より開始します。日本固有のブドウ品種「甲州」から造る、「シャトー・メルシャン 山梨甲州」をはじめ、「シャトー・メルシャン 玉諸甲州きいろ香」、「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ」など計9品から開始し、順次輸出品目を拡大していきます。
ワイン消費量世界第2位であるイタリアでは、食品に対しての倫理・サステナビリティ・安全が重視され、商品のストーリーや造り手のこだわりに対する意識が高い消費者が増え続けています※1。また、2015年に開催されたミラノ万博以降、日本文化や日本食への関心が高まっており※1、イタリアにおける日本食レストラン数は2015年の630件※2から、2021年には3万件を超えるまでに大幅に伸長※1しています。
「シャトー・メルシャン」では2023年10月に「シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード」(長野県上田市)が環境省による自然共生サイト※3に正式認定され、生物多様性を推進し世界目標30by30に貢献しているほか、「勝沼・桔梗ヶ原・椀子」の3つのワイナリーすべてで使用する電力の再生可能エネルギー100%化を達成するなど、持続可能なワイン造りを行っています。
また、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」は7月にスペインのリオハで発表された「ワールド ベスト ヴィンヤード 2023」にて、世界第38位および「The best vineyard in ASIA(ザ・ベスト・ヴィンヤード・イン・アジア)」に選出されました。さらに2023年6月からは、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)」「同 椀子ワイナリー」において、常設の英語ツアー「Château Mercian Winery English Guided Tour (シャトー・メルシャン イングリッシュガイド ツアー)」を新設し、2023年9月末時点で世界延べ14ヵ国※4のお客様からご予約をいただくなど、「シャトー・メルシャン」の日本ワインやワイン造りは国外からも注目を集めています。
※1 2022年6月 日本貿易振興機構(ジェトロ) 農林水産物・食品 国別マーケティング基礎情報 イタリア
※2 日本貿易振興機構(ジェトロ)ミラノ事務所 農林水産・食品部 農林水産・食品調査課「2015年3月 日本食レストラン基本情報」
※3 「民間等の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域」として環境省の認定を受けた区域の名称
※4 メルシャン調べ
今回の輸出は、イタリアでの日本文化や日本食への関心の高まりや、イタリアの消費者ニーズともマッチした持続可能なワイン造りを、イタリア初のマスター・オブ・ワインであるGabriele Gorelli氏に評価・推薦いただいたことにより実現しました。
2019年から輸出を開始した英国でも「シャトー・メルシャン」の品質について高い評価をいただき、レストランやホテルを中心に取り扱いが拡大しています。販売金額は2023年までの5年間で約2倍※5となり、着実に実績を伸ばしています。今回新たにイタリアへの輸出を開始することで、その価値を世界へと発信していきます。
※5 2023年10月11日時点
今後も「シャトー・メルシャン」は、「日本を世界の銘醸地に」のビジョンのもと、日本を代表するワイナリーとして、日本ワインのさらなる価値向上と国内外での認知拡大を目指した活動を継続し、日本ワイン産業の発展に貢献していきます。
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