第6回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」においてキリングループが環境サステナブル企業部門で「金賞」を受賞
- CSV
2025年2月20日
キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志)は、2025年2月19日(水)に、第6回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」※1の環境サステナブル企業部門で「金賞」を受賞しました。当社は、当アワードの環境サステナブル企業部門で、2019年度の第1回と2020年度の第2回、2023年度の第5回に続いて、今回で4回目の「金賞」の受賞となります。同時に、情報開示の充実度が一定の基準を満たしている企業として「環境サステナブル企業」にも選定されました。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業などについて、その先進的な取り組みを表彰し、広く社会で共有しESG金融の普及・拡大につなげることを目的に、環境省が2019年度に創設した表彰制度です。
環境サステナブル企業部門「金賞」受賞理由
気候変動・自然資本・循環経済を一体的に捉えて移行計画を示し、その連関性を読み手に伝わるよう工夫しており、弛まぬ高度化を図っている点が高く評価された。自然の恵みに依存する事業のサステナビリティ改善は、他社が模範とすべき対応である。ミティゲーションヒエラルキー※2や4R※3等の国際的概念に則し、海外事業拡大においても企業理念の観点で買収先のデューデリジェンスを行っている点は、国際的に通用するサステナビリティリーダー企業の在り方も示している。
(「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」審査事務局より)
キリングループはCSV※4を経営の根幹に据えることを宣言し、「酒類事業を営むキリングループとしての責任」を前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の3つの社会課題の解決に、事業活動を通じて重点的に取り組んでいます。
キリングループは、自然の恵みを原材料に、自然の力と知恵を活用して事業活動を行っています。2024年4月には、GHG Scope3排出量の削減に向けて、「キリンサプライチェーン環境プログラム」※5を開始しました。当社は参加サプライヤーと協働し、取り組みを推進していきます。
また、2024年12月にレインフォレスト・アライアンスと共同で開発を進めていた「リジェネラティブ・ティー・スコアカード」※6の運用を開始し、環境再生型農業※7への移行に向けた改善点を明らかにしていきます。
今後もキリングループは、複合的に発生し相互に関連する環境課題(生物資源・水資源・容器包装・気候変動)に統合的に取り組み、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いをバリューチェーンに関わるすべての人々とともにつなぐべく、自然と人に「ポジティブインパクト」を与えるさまざまな取り組みを積極的に進めていきます。
※1 第6回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」https://www.env.go.jp/press/press_04428.html
※2 環境や安全に関するリスクを管理する際の優先順位を示す考え方
※3 ごみの減量や資源循環型社会の実現を目的とした考え方で、リフューズ(Refuse)、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の総称
※4 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
※5 「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタート | 2024年 | キリンホールディングス (kirinholdings.com)
※6 環境再生型農業の実践をサポートする「リジェネラティブ・ティー・スコアカード」をレインフォレスト・アライアンスと共同で運用開始 | 2024年 | キリンホールディングス (kirinholdings.com)
※7 農業活動を通じて環境の保全や再生を目指すアプローチのこと
<参考>
・キリングループ環境ビジョン2050 https://www.kirinholdings.com/jp/impact/env/mission/
・キリングループ「環境報告書」2024 https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/env_report/
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