2007年9月6日
キリン食生活文化研究所 レポートVol.2
「会社(職場)の人とのお酒の飲み方」に関する意識調査について
〜 “一緒に飲みたい上司と部下”を有名人で聞いたランキングも発表 〜
キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、お酒に関する様々な情報を研究レポートとして随時お知らせしています。今回は、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットで飲酒に関する意識調査を実施し、9,140名の有効回答をいただいた中から「会社(職場)の人とのお酒の飲み方」について回答をまとめました。
- 【トピックス】
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- ■会社(職場)の人とお酒を飲むのは、月平均1.8日。1回あたりの平均予算は、昨年より約40円アップの
4,851円。 40代の上司が20代の部下と飲みに行ったと仮定した場合の支払い金額は、上司5,873円、部下3,922円で、比率は 60:40。 - ■よく出る話題は「仕事の話」が圧倒的に多く、よく飲む場所は「居酒屋」、よく飲むお酒は「ビール」がトップ。
- ■一緒に飲みたい上司と部下を有名人で言うと、男性の上司は所ジョージさん、男性の部下は妻夫木聡さんで、
2004年 の調査開始以来、ともに初のトップを獲得。
女性の上司は黒木瞳さんでV4を達成!女性の部下では、長澤まさみさんがトップで昨年の69位から大躍進。
- ■会社(職場)の人とお酒を飲むのは、月平均1.8日。1回あたりの平均予算は、昨年より約40円アップの
「会社(職場)の人とのお酒の飲み方」について聞いたところ、頻度は月平均1.8日でした。
「一緒に飲みたい上司と部下を有名人で言うと誰ですか」という質問に対しては、男性の上司では所ジョージさん(6.2%)、男性の部下では妻夫木聡さん(4.4%)がトップとなり、2004年の調査開始以来、初のトップ交代となりました。女性の上司では黒木瞳さん(10.3%)が4年連続トップを獲得し、女性の部下では、長澤まさみさん(3.2%)が昨年の
ランキングを男女の回答別に見ると、男性が一緒に飲みたい男性の上司のトップが、星野仙一さんから所ジョージさんに変わったことから、意識の変化がうかがえます。特に、30代・40代男性の昨年のトップは星野仙一さんでしたが、今年は、所ジョージさん、明石家さんまさんの支持が上昇しています。このことから、男性はリーダシップのある頼れる上司と飲みながら、仕事や人生の話をしたいという昨年までの傾向から、気さくで明るい人柄の上司と、肩の力を抜いて楽しくお酒を飲みたい傾向に変化していることがうかがえます。
また、女性が一緒に飲みたい女性の部下ではベッキーさんが、女性の上司では久本雅美さんが1位であることから、女性はわいわいと会話しながら、お酒を楽しみたいという傾向が強いと思われます。部下のランキングは、男女ともに前年との比較で変動が大きい傾向から、ドラマやテレビCMなどへの登場機会が増えている人がランクアップしていることが分かります。
今回の調査結果から、男女ともに、会社(職場)の人とお酒を飲みながらの「飲みニケーション」は欠かせないものであると言えます。