2007年10月23日
キリン食生活文化研究所 レポートVol.3 |
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キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、調査や当グループが保有している各種資料に基づき、食とお酒に関する様々な情報を研究レポートとして随時お知らせしています。今回は、10月上旬に全国の20歳以上の男女を対象に「ボージョレ ヌーヴォー」についてのインターネット調査を実施し、5,538人の有効回答をまとめました。 | |
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11月15日に解禁日を迎える「ボージョレ ヌーヴォー」について、今年も全体の87%の人が飲みたいと回答しています。その楽しみ方は「自宅」で「夫婦」一緒に「チーズなどの簡単なおつまみで」が主流のスタイルのようです。 | |
飲みたい理由は、「テレビ、雑誌、お店などで目にする機会が増えた」(36%)が昨年に引き続きトップですが、2位の「毎年恒例の季節のイベント」(35%)が2004年の調査開始から毎年伸びています。さらに、今年は全年代で増加していることから、「ボージョレ ヌーヴォー」が季節のイベントとして全年代に定着していることが分かります。 購入のポイントは、「手頃な価格」(70%)がトップ。次いで「お店の推奨」、「売り場で目立つ」となりました。昨年と比べると「単一畑や有名なつくり手などの高付加価値情報」(19%)が7ポイントアップしており、こだわり意識の高まりがうかがえます。 また、年代別の傾向では、「ボージョレ ヌーヴォー」の飲用意向が最も高い(90%)のは20代となっています。銘柄を選ぶポイントを見たところ、トップは「手頃な価格」(66%)ですが、「売り場での目立ち方」(26%)や「高付加価値情報」(22%)が他の年代より高く、特に「高付加価値情報」は昨年から9ポイントアップしています。季節のイベントを楽しむためのこだわり意識の高さがうかがえます。また、「ボージョレ ヌーヴォーを飲んでワインに対するイメージが変わりましたか?」という質問には、20代の27%が「おいしいお酒」というイメージを強くしていることから、お酒の楽しみを広げる入り口となっていることもうかがえます。 今回初めて、「ボージョレ ヌーヴォー」が似合う海外のスターを聞いたところ、ジャン・レノさん(115票)がトップとなりました。トップ10は全て映画俳優で、中でも上位2名はフランスの俳優となりました。 |
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今年も「ボージョレ ヌーヴォー」を多くの方が楽しみにしており、自分なりのこだわり方で、楽しみたいと考えていることがうかがえます。 | |