2007年10月31日
ビール、発泡酒、新ジャンルおよび清涼発泡飲料の価格改定について
キリンビール株式会社(社長 三宅占二)は、高品質で安全安心な商品を安定的にお客様へお届けすべく、1990年3月以来17年以上の間、実質的にビール、発泡酒、新ジャンルおよび清涼発泡飲料※1の生産者価格を据え置いてきました※2が、この度やむを得ず、2008年2月1日から価格を改定させていただくことを決定しました。
※1 発泡酒市場への参入は1998年、新ジャンル市場への参入は2005年
※2 税制改正にともなう価格変更を除く
前回の価格改定以降、当社は工場再編を含む生産性の向上や、ユーティリティコストの削減、新パッケージング開発など、様々なコスト削減策および経営合理化に努めてきました。
しかしながら、バイオエタノール需要の増大にともなう食用穀物需給の逼迫、BRICsなど新興国における需要拡大、原油価格の上昇などの要因で、様々な原材料価格が高騰しています。
その結果、前年対比で、ビールの主要原料である輸入モルトの直近相場は2倍以上に、缶の材料であるアルミ地金の相場は+30%近くにまで高騰するなど、当社の2008年向け原材料価格は、2006年比で少なくとも15%以上上昇する見込みです。このような状況は長期化すると推測され、企業努力によるコスト削減だけで対応するには、非常に厳しい状況にまで達しています。
以上の状況を鑑み、今回、やむを得ず、ビール、発泡酒、新ジャンルおよび清涼発泡飲料の価格を改定させていただくことを決定しました。今後も引き続き、経営の効率化を図るとともに、高品質で安全安心な商品を安定的にご提供すべく努力していきます。何卒ご理解のほど宜しくお願いします。
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
記
■価格改定の内容
1.実施日 | 2008年2月1日(金) |
2.品目 | ビール、発泡酒、新ジャンルおよび清涼発泡飲料 全商品 |
3.価格 | オープン価格 |
以上