2007年11月30日

「鍋料理の楽しみ方」に関する意識調査結果

1.調査概要
  • (1)対象:全国の20歳以上の男女 有効回答数:6,977人
  • (2)方法:インターネット調査
  • (3)期間:2007年11月9日〜11月11日
2.調査結果
(1) あなたにとっての定番の鍋料理は?(複数回答)
「おでん」(58%)、「寄せ鍋」(56%)、「すき焼き」(56%)がトップ3で、昨年と同じく不動の顔ぶれ。
(2) 家で作ってみたい鍋料理は?(複数回答)
「チゲ鍋(キムチ鍋)」(33%)がトップで、「すき焼き」(31%)「おでん」(28%)と続く。「チゲ鍋(キムチ鍋)」は、定番の鍋でも大幅にポイントが上昇しており、日本の鍋文化に定着しつつあることがわかる。
「その他」の自由回答では「カレー鍋」をあげる人が最も多く、鍋の多様化がうかがえる。
(3) 今年お店で食べてみたい鍋料理は?(複数回答)
1位は「ちゃんこ鍋」(31%)。2位以下では「かにすき」(31%)「しゃぶしゃぶ」(29%)、「てっちり」(24%)、「あんこう鍋」(23%)など、外食では季節の高級食材を楽しみたい意向が読み取れる。
また、7位「チゲ鍋(キムチ鍋)」(17%)や9位「フォンデュ」(12%)、10位「火鍋」(10%)など、日本以外の鍋(食文化)への関心も読み取れる。
(4) 「しゃぶしゃぶ」の食材は?(複数回答)
よく食べる食材では「牛肉」(78%)、「豚肉」(72%)が圧倒的に高いが、エリア別にみると、北海道の「羊肉」(43%)、「タコ」(23%)、北陸の「ブリ」(26%)など、地域の食材を「しゃぶしゃぶ」で楽しんでいることがわかる。
(5) 「しゃぶしゃぶ」で食べてみたい食材は?(複数回答)
「牛肉」(50%)がトップだが、僅差で「カニ」(47%)が続き、「鯛(たい)」(37%)、「平目(ひらめ)」(33%)も高い。特に女性では「カニ」(50%)がトップ。「しゃぶしゃぶ」で多彩な食材を楽しむという、新しい楽しみ方への期待がうかがえる。
(6) 自宅で鍋料理を食べたい理由(複数回答)
「野菜がたくさん食べられるから」(59%)が1位で、「冬の定番だから」(53%)、「おいしいから」(52%)という意見も多く、鍋料理は健康志向とおいしさの両方を満たすことのできる、冬の代表的な日本の食文化であることがうかがえる。
(7) 鍋料理と一緒に楽しみたいお酒は?(複数回答)
飲みたいお酒では「ビール」と回答した人が約9割と圧倒的で、これに「発泡酒」(43%)、「焼酎」(33%)、「日本酒」(31%)が続く。
【鍋関連の参考情報】
キリングループのキリンビール社、キリンビバレッジ社は、株式会社ミツカンとのコラボレーション企画を全国約2,000店で展開中。富山の冬の名物鍋「ぶりしゃぶ」を中心に「ミツカン・キリンのいちおし鍋」をテーマにした売り場を作り、冬の食卓を盛り上げている。
「ぶりしゃぶ」は、「キリン一番搾り生ビール」の「富山のぶり」篇のCMでも紹介している。
また、キリンビバレッジ社の「アルカリイオンの水」は、調理用途にも適し、優れた「抽出力」と「浸透力」で素材の味を引き出しおいしい鍋に仕上げる。