[食領域]
遠野ホップ畑で生きもの観察会を開催しました
- 環境
2016年09月12日
2016年7月31日に遠野市とキリンの夏休み共同イベントとして「遠野ホップ畑生きもの観察会」を開催しました。キリンは2014年から遠野のホップ畑が果たす里地里山としての機能について調査を進めてきました。今回はホップ畑の近くにお住いのご家族13名に参加いただき、ホップ畑周辺に棲む生きものたちの観察をとおしてホップ畑が果たす里地里山としての役割を感じていただきました。
8時00分 開会
すばらしい晴天の中、参加者のみなさんが「光興寺コミュニケーションセンター」に集合。遠野市産業振興部の荒井課長に生きもの観察会の開会のご挨拶をいただきました。
8時10分 生きもの観察会スタート
生きもの調査を担当した先生方の引率で約1kmほど離れたホップ畑へ出発。出発直後から沿道で様々な生きものが見つかり、都度、先生の解説が入ります。ホップ畑に着くまでにチョウやナナフシが見つかりました。
8時45分 ホップ畑到着
ホップ畑に到着。ホップ畑は風の影響を避けるため防風林で囲まれていますが、実はここにたくさんの生きものが棲んでいるのです。クワガタを見つけた子どもたちは大喜び!
9時30分 休憩
この日は突き抜けるような青い空、日差しも強かったのでここで小休憩。
前半見つけた昆虫たちを記録に書き留めます。
9時45分 水辺の観察
一服した後は、ホップ畑に隣接している雑木林の中にある小川の観察です。幅1mほどの小さな小川ですがオニヤンマのヤゴがたくさん観察されました。見つけたヤゴはもとの小川に戻します。秋になったらホップ畑の中をたくさんのオニヤンマが飛び交ってくれることでしょう。
10時00分 ホップ畑の観察
最後はホップ畑内部の涼しい日陰で記念撮影。観察会はここでおしまいです。ご苦労様でした!
10時30分 観察記録のまとめ
もと来た道を戻って、集合場所のコミュニケーションセンターへ。仕上げは子どもたちが観察できた生きものたちの絵を書いたりして記録にまとめる作業です。最後に発見した生きものと観察会の感想を一人ひとり発表していただきました。
12時00分 昼食会
発表会が終わると近くの「たかむろ水光園」へ移動。昼食は遠野名物ジンギスカンバーベキューです。ラム肉だけでなく、特別にビールの仕込粕を食べて育った牛のカルビとロースもみんなでおいしくいただきました。
参加した皆さんからは「近所のホップ畑にこんなにたくさんの生きものが棲んでいる事を知り、改めて畑がある事が里山の自然を守る事にも繋がっていることに気付かされた。」という感想もいただきました。夏休みの良い思い出になるといいですね。
※所属(内容)は掲載当時のものになります。