CSVパーパス
私たちは長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指しています。このKV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針が「CSVパーパス」です。
「CSVパーパス」は持続的成長のための経営諸課題(グループ・マテリアリティ・マトリクス)を踏まえ、「酒類メーカーとしての責任」「健康」「コミュニティ」「環境」という4つの重点課題を選定し、重点課題別に今日の社会において期待される役割・存在意義としての指針をまとめたものであり、各事業・部門ではその指針の実現に向けたアクションプランである「CSVコミットメント」に取り組んでいます。
今後も継続して「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。
酒類メーカーとしての責任
全ての事業展開国で、アルコールの有害摂取の根絶に向けた取り組みを着実に進展させる。 (Zero Harmful Drinking)
お酒はお客様の心豊かな生活に貢献する一方で、一部では飲酒が健康を損なっていることも事実です。キリングループはお酒を扱う企業として、まずアルコール関連問題の解決に取り組み、次世代にお酒の文化を継承していきます。
健康
健康な人を増やし、疾病に至る人を減らし、治療に関わる人に貢献する。
キリングループは、安全・安心はもちろん、美味しさを楽しみながらセルフケアできる飲料・食品の開発や、グループに医薬・バイオケミカル事業を擁する強みを活かした新たな商品やサービス、新薬の創出を通して、お客様の心と体の健康と、クオリティ・オブ・ライフの向上に貢献します。
コミュニティ
人と人とのつながりを創り、「心と体」に、そして「社会」に前向きな力を創り出す。
人はつながることで前向きになれます。
そのチカラは心身を健康にし、社会に活力を生み出します。
キリングループは、商品やサービスを通して、お客さまやバリューチェーンに関わるすべての人々がよろこびでつながる社会を共創し、発展する未来に貢献します。
環境
ポジティブインパクトで、持続可能な地球環境を次世代につなぐ。
水や農産物など自然の恵みを利用する私たちにとって、地球環境の持続可能性は事業継続の前提であり、容器包装や気候変動影響への対応などのバリューチェーンでの環境負荷低減は経営基盤の強化にもつながります。
キリングループは2020年に改定した「環境ビジョン2050」のもと、ポジティブインパクトで、持続可能な地球環境を次世代につなげます。